サークル同期と漫画喫茶で…

頭では抵抗しなければと思うのに、身体がうまく動かない。

耳元に熱い息をそっと吹きかけられて、その感覚に身体が震えた。

「嫌だったら、言って？」

ミサキの低くなった声に肌をくすぐられ、ぞぞ、と肌が粟立った。

身体の体温がゆっくりと上がっていくのを感じる――

ミサキの手が、まゆみのミニスカートの上から、尻をなぞる。

大きな掌が尻肉を優しく撫で、くっとそこを揉まれると、まゆみはもう抵抗できなかった。

性感をたかめるような手つきで臀部（でんぶ）を愛撫され、尻の合間を指でなぞられる。

「あ、ん……」

男の手によって敏感な部位を撫でられて、まゆみは甘い声を上げ始めていた。

「向こう向いて？」

向き合っている体勢から、ミサキに背中を向ける体勢になる。

ミサキの腕がまゆみの頭の下から引き抜かれ、まゆみの腹の部分に下から差し入れられた。

そのまま、ミサキの両手がまゆみの乳房をそっと後ろから掴む。
………

………
「あ、うそ……」

Tシャツの上から乳房を円を描くように優しくマッサージされ、わきあがる快感にまゆみは瞳を閉じて甘い吐息を漏らした。

まゆみの尻にミサキの下腹部が押し付けられる。

ジーンズを隔（へだ）ててもすぐわかるほどに、ソコは熱を持ち、硬くなっていた。

「あっ、あ……」

Tシャツの上から、胸の中心を指先でツン、とつつかれる。

大きな掌で乳房をすっぽりと包み込まれ、マッサージするように揉みしだかれて、下腹部がきゅんと疼（うず）いた。

耳元に吐息が吹きかけられ、くちゅ、と水音が鼓膜（こまく）を揺らす。

ミサキの唇がまゆみの耳朶をぱくりと食み、舌で舐られる。

背筋を戦慄（わなな）かせて、まゆみは唇を噛み締めた。

ミサキの手が、シャツの裾から侵入する。

シャツの中に手を挿し込まれ、ブラジャーを上にずらされて、そのまま乳首をきゅっと摘まみ上げられた。

「ふんんっ……」

直接乳房を揉まれ、両方の乳首をこりこりと刺激される。

摘ままれ、きゅっと押しつぶされ、指で左右に弾かれる。

ぴりぴりとした快感が下腹部にゆっくりと落ち、触れられていない足の間がヒクヒクと震えるのが自分でもわかった。

尻に押し付けられたペニスが熱くて、時折腰を揺らされるとそれだけでたまらなくなってしまう。

尻の合間を擦るようにして熱いものが動くと、それが足の間に滑ってこないかと期待してしまう自分がいた。

ミサキの手が、Tシャツを上にたくし上げる。

「ちょっ、と、ミサキくんっ……」

鎖骨のあたりまでたくし上げられて、まゆみの白い胸が空気に晒（さら）された。

こんなところで、上半身を晒しているという事実に頬がかっと熱くなる。