マニアック

レイプの館・ショタ

「先に失礼します。お疲れ様ですー。」

あたしは新聞記者をしている倉木くらきです。

まだまだ現役で記者してる、31歳。
………

………

「相変わらず倉木ちゃんは元気だな」

「あ、先輩。お疲れです!じゃ、急ぐのでさよならー」

「はいよー。また明日な」

先輩の鍵谷さんと別れて職場からさっそうと立ち去るあたし。

急ぐ理由は‥‥‥。

それは最近のあたしの悩みでもある。

「お待ちしておりましたよ」

 

—回想—

最近の悩みは、性欲があること。

彼氏もセフレも作れずで、あたしは欲求不満になってしまったのだ。

何かするにもセックスや男女の性に関することばかり考えていた。

けれどもそれに終止符をうてそうなのだ。

いつものように仕事の帰り道を一人歩いていた。

その時にフードをかぶっている老人から声を掛けられて、

「あんた、欲求不満で苦しんでいるのかな?」

と。

ずばり正解。

信じるに値すると考えていると、

とある館を訪ねてほしい。と言われた。

どこかとあたしは尋ねるが「まだ知らないほうがいい」との返答だった。

しかし解決できるぞ、というワードにあたしは賭けることにした。

だってそれしかないから。

まさか痴漢とか強姦とかまったくもって無理だしできないし。

だけど

—回想終了—

 

「まだ夜は冷えます。中へどうぞ」

言われるがままに進むあたし。

この館でなんとかなるなら、なんとかしたい!

期待を胸に今日はここで気晴らししようと考えていた。

‥‥‥

‥‥‥

‥‥‥

ドキドキしている。

今は大きな部屋で誰かをあたしは待っている形になってる。

あーあ。どうなるんだろうか‥‥‥。

「お待たせ」

あたしの前に出てきたのは、あからさまに年下の男の子。

‥‥‥お待たせ?

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