ボタンを外し、チャックを下ろすと、ボクサーパンツに包まれたペニスがぶるりと飛び出した。
ペニスの先端の布地はすでに先走りで湿り、ぬるりとした感触が伝わってくる。
まゆみは、先端を掌で擦りながら、ボクサーパンツを下にずらしてペニスを取り出した。
直接触るペニスはひどく熱を持ち、先端からだらだらと涎を垂らして震えている。
両手でペニスを包み、上下に動かすと、それだけで掌の中でペニスが震えた。
ミサキの手もまゆみの膣内をぐちゅぐちゅとかき混ぜ、二人の吐息がブースに満ちる。
「やっば、もう……」
ミサキが側にあったカバンを
小さな四角いそれは、コンドームだった。
ミサキの手が包装を破り、手早くペニスに装着する。
コンドームに包まれたペニスの先端が足の間にぴとりとあてがわれ、まゆみは息をのんだ。
………
………
腹の底がこれから与えられる刺激を期待し、きゅん、と痛いほどに疼く。
「いれるよ……」
耳元でそう熱っぽくささやかれ、とっさにまゆみは胸元までたくし上げられていたTシャツを噛んだ。
このままでは、声を抑えられそうになかった。
誰かが通りかかる気配はないが、声を出したら見つかってしまうことは容易く想像出来た。
まゆみがぐっとTシャツを噛み、ミサキの腰がゆっくりと動く。
にちゅ、と熱を持った肉棒が足の間に押し付けられ、愛液をトロトロと零す小さなソコは、その形に添って口を開いた。
「んっ、ふ、ぅっ、んっ……」
ゆっくりと、肉棒がナカへと押し込まれる。
火傷しそうなほどに熱いそれが肉壁を押し広げ、狭い肉路を擦り上げながら奥へと侵入した。
入口をペニスの太い部分が押し広げる、その熱い感覚がたまらなく気持ちがいい。
声が出そうになるのを必死に押し殺しながら、まゆみは挿入されるペニスからの快感に身体をぶるぶると震わせた。
ゆっくりと深い部分まで入り込んできたペニスが、根本までまゆみの白い足の間に沈みこまされる。
どく、どく、と脈と共にペニスが震え、それすらも快感となってまゆみを襲った。
ミサキの腕が後ろからまゆみをぎゅっと強く抱きしめ、身体が固定される。
その体制のまま、ミサキの腰が前後に動き始めた。
「ふぅっ、クっ、んっンンっぁ、っ、ひ、んんっ……ッ!」
ぱちゅんっ、ぱちゅんっ、と小さく肉を打つ音が聞こえてくる。
バレないように激しさはないが、そのゆっくりとした動きが余計にまゆみの身体を熱くした。
………
………
奥をトンっとつかれ、その衝撃に身体が震えている間にゆっくりとペニスが内壁を擦りながら抜け出ていく。
気持ちのいい箇所を擦り上げられ、
「あ、」
と蕩けた声が上がった時には、今度はゆっくりとペニスが挿入され、またイイ場所を刺激される。
激しいピストンよりも各部分での快感を味わうことになり、ペニスが前後するたびにバラバラとした快感の波にまゆみは身体をくねらせた。
更に腰をひかれ、今度はクリトリスが擦れてそこからも甘い快感が溢れ出す。