敏感な乳首を指でつまんでコリコリとこねるように刺激し、もう片方の乳房に舌を這わせる。
「やっん…あ、それ…だめぇ」
力を入れとがらせた舌先でチロチロと乳首を刺激すると玲奈は背中をのけ反らせて喘ぎだす。
薄い腹がぐっと持ち上がる。
うっすら盛り上がっている腰の骨を指先で、それこそ触れるか触れないかギリギリの所をそっと。
撫でながら今度は乳首全体を口に含み吸い上げた。
「んあっ、あぁ…はぁ、弘樹…だめぇ」
腰から足の間へ指を滑らせるとまだ少しも触っていないとは思えないほどしっかり濡れていて、割れ目の外もお尻の穴も愛液にまみれている。
指を一本、二本と差し込むと玲奈はビクビクと体を踊らせて嬌声をあげた。
「あぁぁっ、や、っあん!」
「濡れてるね」
彼女の中に収めた指を少しだけ開きかき回すように動かすとぐちゅんと濡れた水音が耳につく。
根本まで押し入れて奥を突き上げるとキュッとそこがいきなり指を締め付けてきた。
「ふぁ、あっ!んん…ね、弘樹…私、もう…我慢できない、かも」
玲奈の瞳が俺の目をじっとみつめる。
恥ずかしかったのだろうすぐに目は逸らされ顔も背けられてしまったが、そのせいで真っ赤に染まった耳がよく見えた。
その耳にキスをして “入れるよ” と囁くと髪が顔にかかったまま彼女はこくんと一度だけ頷いた。
それを見て上体を起こすと枕元の小箱からゴムを一枚抜き取ると手早く服を脱ぎ自分に被せる。
玲奈の服は脱がせてたけど自分はしっかり着たままだったな、と当たり前の事を服を脱ぎながら思ったりしていた。
個人的な意見だが、どちらかが裸でどちらかが服をちゃんと着込んでいるというシチュエーションはいやらしくて興奮すると思う。
彼女のよく濡れた入り口を先端でなぞる。
ぬめったそこは亀頭をすこし押し付けただけですんなりと俺を咥えこんできた。