「た、くみ……くん……?」
なんとか声を出すが、その声は小さく震えていた。
拓海の身体が少し動き、目の前にあった顔がかすみの耳元に近づいてくる。
緊張して身体を硬くさせたかすみの耳元を、拓海の吐息がそっと撫でた。
いつもより低く、吐息が混じった男の声。
「先生、少しだけ触らせて……?」
その瞬間、下腹部がキュン、と痛いほどに疼いた。
喉がひゅ、と小さくなり、顔がかっと熱くなるのが自分でもわかった。
かすみが返事をする前に、拓海の手が、かすみの脇腹を優しく撫でる。
かすみは、その「お願い」を断ることはできなかった。
「っ、は、ぁ……っ」
「先生の身体、すっごい柔らかい……」
拓海の手が身体を撫でるのを、かすみは必死に息を殺して耐えていた。
薄いブラウスの上から拓海の手がゆっくりと肌をなぞると、ぞくぞくと身体が勝手に反応した。
身体の線を確かめるようにして動いた手がかすみの胸に触れると、かすみの身体がびくりと震えた。
誰にも触られたことのない場所を、拓海の手が優しくもみ始める。
柔らかな胸の感触を楽しむようにむに、むに、と男の
両手で胸を優しくつかまれ、円を描くようにして揉まれると、恥ずかしくてたまらない。
それなのに下腹部はジンジンと疼いて、下着がジワリと濡れていく。
「先生、胸、やばい……っ」
拓海は夢中になってかすみの胸を揉みしだき、興奮して息が乱れていた。
むっちりとした女性の身体の感触が、掌にダイレクトに伝わってくる。
かすみの薄いブラウスはくしゃりとヨレてしわになり、スーツのスカートにしっかりと仕舞われていた裾がはみ出している。
拓海の手が、身体のラインにピタリと沿ったタイトなスカートへと下がっていった。
脇腹を擦ると、かすみの身体がびくびくと震える。
腰を通り、太ももをなぞると、その弾力と柔らかさは胸とはまた違う感触だった。
太ももを撫で、尻に
豊満な尻はむっちりとした感触で、きゅっと握るとかすみが力を入れたのか、少し感触が変わる。
「たく、みくんっ……」
恥ずかしそうに身じろぐかすみの頬は真っ赤で、目は潤んでいる。
「だめ……」
口ではそんなことを言うが、嫌がっていないのは明白だった。
拓海の手が動くたびに、小さく「あっ」と声を上げて身体をよじらせるかすみはひどく色っぽく、性的だった。
唇が唾液で濡れ、声を上げる度に赤い舌がちらりと覗く。
拓海は我慢できず、かすみの膝に自身の下腹部をこすりつけた。
勃起したペニスを刺激すると、今までにないほどの快感が走る。
「あー、やば、先生……このまましてても、いいっ……?」
ペニスの先端を膝にこすりつけ、腰を揺らす。
ズボン越しでもすぐに達してしまいそうな程で、拓海は夢中になって腰を揺らした。
それを見て、かすみもたまらない気持ちになっていた。
下腹部が疼いてたまらない。
熱くて硬い拓海のペニスが膝にこすりつけられ、無意識に手が動いた。
「せん、せ……?」
かすみの指が拓海の股間を撫で、先端をつまみ上げる。
ズボンを押し上げる肉棒をひっかくようにして刺激すると、「う、っ」と拓海が小さく
震える手でズボンのボタンを外し、チャックを下す。
今までこんなことしたことがないのに、欲望がかすみの手を動かした。
「すごい……拓海くんの、あっつい……」
ボクサーパンツからペニスを取り出すと、勃起したペニスが勢いよく飛び出してくる。
先端が透明な液で濡れていて、びくっびくっと何度か揺れていた。
かすみの手が、拓海のペニスをゆっくりと上下に
先端から溢れ出す先走りを竿に伸ばすようにして両手で包み込み、手を動かすとぬちゅ、ぬちゅ、と粘着質な水音が部屋に響いた。
「せんせっ、きもちいい……やば、っ」
かすみの手が何度か動くたびに、拓海が気持ちよさそうに声を上げる。
先端からあふれる液体が竿を濡らし、どんどん水音は大きくなった。
ギンギンになったペニスはかすみの手の中でさらに硬度を増し、びくびくと震える。
「せんせっ、も、イキそうっ……!」
絶頂が近いのか、拓海の腰が揺れ始める。
かすみは少し力を入れて掌でペニスをしっかりと包み込み、さらに激しくペニスを刺激した。
拓海の息が荒くなり、腰が上下に細かく動く。
「あっ、あ、イク、いっ、……っ!」
ビクビクとペニスが
次の瞬間、ペニスの先端から熱い液体が
「あ、あー……」
びゅるっ、びゅるっ、と何度かに分かれて、白い液体がかすみの手を汚していく。
拓海の腰がゆるく上下し、精液を全て吐き出そうとペニスがかすみの掌に押し付けられていた。
………
………
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