至近距離で見る拓海の顔は、初めて会った時よりずいぶん大人びて見えて――そして、その瞳にはギラギラと熱をはらんでいた。
自分よりいくつも年下の男の子だったはずなのに、かすみの身体はその瞳に射抜かれて、欲情していた。
身体が熱くて、下腹部が疼いた。
拓海の唇が、そっとかすみの唇に重なる――。
最初は軽く押し当てるような動きだったそれは、すぐに激しく、深く絡み合った。
「はっ、ん……ふ、んぅ……」
拓海の舌が、かすみの口内をかき混ぜるようにして刺激する。
溢れた二人の唾液が絡まり、淫らな水音を立てながらお互いにむさぼりあう。
身体をこすりつけながら、拓海がかすみのブラウスのボタンを外し、かすみも拓海のシャツを脱がした。
ブラジャーを上にずらされると、かすみの豊満な胸があらわになる。
白い胸に、中心にはすでに固くなった乳首が存在を主張している。
拓海はそのまま、かすみの胸を激しく揉みしだいた。
柔らかな乳房が形を変え、かすみの身体が淫らにくねる。
「はっ、あぅぅっ……」
指先で乳首をこねられると、甘い電流がピリピリと下腹部に流れていく。
拓海の唇が片方の乳首に吸い付き、ちゅうっと吸い付かれ、もう一方をつまみあげられて、あまりの気持ちよさにかすみは自ら足をすり合わせた。
硬くなった乳首を歯で噛まれ、舌が押しつぶすようにしてこね回す。
生暖かい舌が表面を撫でる度に身体が解けていくような快感がかすみを襲い、初めての快感にかすみは夢中になった。
かすみの手が拓海の上半身を撫でまわし、男の裸体に
制服の上からではあまりわからなかったが、拓海の身体はしっかりと筋肉がつき、たくましい男の身体だった。
それがかすみを更に興奮させて、二人の身体はくねりながら絡み合う。
ズボンの中心はすでに肉棒で盛り上がり、硬いペニスがかすみの太ももにゆらゆらとこすりつけられる。
「はっ、あ……っ」
ペニスをズボンの上から撫でると、拓海が小さく声を上げる。
焦るような手つきでかすみのスカートがたくし上げられ、ストッキングに包まれた下半身が露わにされた。
かすみが腰を浮かせると、すぐにストッキングと下着がおろされる。
恥ずかしさなんて感じないほどに、かすみの身体は
むっちりとした肉付きの良い脚に、形のいい尻――脚の間はすでにしとどに濡れていて、雌のにおいを漂わせていた。
「あっ、アッ！」
拓海の指が割れ目をなぞる。その瞬間、あまりの快感にかすみの身体が小さく跳ねた。
ぬるぬるになったソコを指がなぞると、くちゅっと水音がする。
興奮して硬くなった肉芽を指の先がこりこりと刺激すると、強烈な快感が身体中を駆け巡った。
「あっ、は、ソコっ、だめっ、はああんっ……！」
クリトリスを弾かれるたびに、頭が真っ白になってしまう。
いつの間にかかすみの腰はくねくねと動き、もっともっととねだるようにクリトリスを指に押し付けていた。
溢れた愛液が尻を伝い、ベッドにしみこんでいく。
腹の奥がキュンキュンと疼き、早く早くと訴えるように更に愛液をこぼした。
拓海の指が、割れ目を何度も上下する。
ぬるっぬるっと愛液の助けを借りて指が動き、そのまま小さく口を開いた膣口へと、先端が滑り込む。
細い指がゆっくりとナカに入ってくるのを、かすみは「あっ、あっ」と小さく声を上げながら受け入れた。
刺激を欲している内壁は、細長い異物をきゅうきゅうと締め付ける。
勝手に腰が動き、拓海の指がナカで動くと、その気持ちよさにかすみは支配された。
「あ、きもちっ、きもちいっ……」
指がじゅぶじゅぶとナカをかき回すと、それだけでたまらない程に気持ちが良い。
トロトロになったソコに、さらにもう一本指が挿入されてバラバラに動かされると、もう何も考えられなかった。
目の前の男に欲情し、与えられる刺激に
「先生、エッロ……」
そんなかすみの姿を見て、拓海がズボンのチャックを下す。
下着をずらすと、ビンビンになった性器が勢いよく飛び出してきた。
先端はすでに液体で濡れ、我慢できないとでもいうように びくっびくっ と揺れている。
「たくみくんっ、ソレっ……」
拓海のペニスが、早く欲しい。
その欲望だけに支配され、かすみは手を伸ばしてペニスを包み込んだ。
火傷しそうな程に熱くなったペニスが、早く射精したいとでもいうように涎を垂らしながら震えている。
「はやく、ねえっ……！」
切なそうにそう言って、ペニスを扱くかすみに拓海は低く笑った。
脱ぎ捨てたズボンのポケットからコンドームを取り出し、装着する。
かすみは自ら脚を拓海に巻き付け、ペニスの先端を、割れ目へとあてがうように腰を動かした。
あてがわれたペニスの先端が、熱くて、硬い。
これが挿入されたら、どうなってしまうのだろう――
期待に腰が震え、腹の奥が痛いほどに疼く。
「せんせ、いれるよ……っ」
