私は突然の感覚に、思わず背中を逸らせ、ひと際高い声をあげた。
「あっ、ああ……!!い、やああぁ!!」
身体中を揺さぶるように腰を前後させる男は、的確に私の快感ポイントを突いてきた。
全身から湧き上がるような快感に、私は恐怖すら覚えた。
「おら、もっと締められるだろ?」
パァン!と乾いた音が響く。
男が私の尻を叩いた音だ。
鋭い痛みに、私の膣内はキュッと縮みあがる。
私の中が男のモノを締め上げる事によって、私もより深い快感を得た。
「痛っ、あ、ああぁ!もっ、もっと……!!」
気がつけば、叩かれる事を望んでいた自分がいたことに絶望した。
男は気を良くして何度も私の尻を叩く。痛みと快楽が混ざり合い、訳がわからなくなっていく。
「あん、あぁああっ、ダメ、イっちゃう……!!」
「叩かれてイくのか?とんだ変態女だな!!」
「あ、ああぁ、いや、いや、ああぁあ――っ!!!」
そうして、私は絶頂を迎えた。
キツく収縮した膣内の刺激によって、男もまた精を放出した。
その後も暫く、男たちによるまぐわいは続く。
「いやぁ、楽しい時間だったな」
「写真も撮ってあるんだ。ばらまかれたくなかったら、次も指定されたところにいろ。」
そう言って、男は私の恥ずかしい写真を見せつけてくる。
思わず、目を逸らした。
………
………
………
「はい……」
ぽつりと呟くような声は、男たちにも届いただろうか。
私の膣口から、どろりとした精液が溢れ、腿を伝う。
………
………
………
次は――いつ、だろうか?
………
………
………
明日なのか、明後日なのか――
………
………
………
それを心待ちにしている自分から目を逸らし、私は再び目隠しをされ、再び男たちの車に乗り込むのだった。
- FIN -