ラブラブ

古民家旅館の露天風呂で…

樹里亜の反応を楽しむように指は割れ目の上部で僅かに硬さを持ち始めた突起に狙いを定める。

女の体の中で最も敏感な性感帯を撫でられると思わず体がビクビク跳ねて息が荒くなった。

「だめ、お願いやめてよ…」

談笑しながら体を流している二人の方をチラチラ見ながら小声でそう願うも、指は動きを止める素振りを見せずそっと撫でたり押し潰したりと巧みに刺激して樹里亜を追い詰める。

「はぁ…っ!んぅ、や…あんっ」

爪の先で優しくカリカリとクリトリスをひっかかれるとあらがえない快感の電流が背中を駆け抜ける。

声を殺そうと体をこわばらせて耐えるものの予測できない指の動きにどんどん息が荒くなり額から汗が滴り落ちた。

後から来た二人は手を繋いで湯に入ると温泉の真ん中に置かれた大きな岩の向こうに姿を消した。

岩一つ隔てた向こうに知らない人が居る、樹里亜はその緊張に今まで感じたことのない興奮を覚えていた。

「んあぁっ…や、それ、だめ…」

それまで執拗にクリトリスを弄んでいた指がぐちゅ、と割れ目に埋められる。

お湯の中であるにも関わらず既にぬめっていたそこは何の抵抗もなく指を深くまで咥えこむ。

ヌルヌルだ、と彼は嬉しそうに呟きながら二本目の指を根本まで挿入し最も感じる一点をクイクイ押し上げ刺激してしてくる。

「いや、ぁ…いやぁぁ、そこ、そんな、しちゃダメ…!」

必死に声を抑えながら圭佑の手を掴んで抵抗を見せるが、彼はお構いなしと言うように指を暴れさせた。

「はぁ…あ、あ、あっ…あぁ、もう…お願い、もう…」

圭佑は目を潤ませ太腿をピクピク震わせる樹里亜の頬にチュ、と軽いキスをすると腕を掴んで彼女を立たせ、湯船の縁に腰掛けさせる。

「や、何する気…?」

他の客に聞こえないように小声で話しかける樹里亜に、圭佑は「気持ちいいことする気」とイタズラっぽく笑って彼女の足を思い切り広げる。

「くぅ…んんっ!っはぁ、あ…」

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