多分、私のそこはどうしようもない。
舌先で輪郭をなぞられたクリは、ぷくぷくと腫れて真っ赤になって、ひくひくと自己主張しているだろう。
雄司の指に蹂躙されたくてたまらないアソコは、きゅうきゅうと膣きゅんしっぱなしだ。
彼を受け入れたくて堪らない身体を見て、雄司は……何を思っているのだろう。
「どろっどろ……先輩のここ、すげーエロい……」
――ぬぷっ……にゅぐぐ……
「ひっ、あぁっ……!」
挿入された指が、私の良いところを探す。
膣壁をなぞり、擦り、持ち上げて……
とんとんと優しく、でもはっきりとした存在感を、重たく知らしめすように。
「んぁっ、ふっ……あぁっ」
「クリ裏、とんとんされるの、好きっスよね」
「し、知らな……あぁっ!」
「ほら、こうやって持ち上げられて、ぐーって奥まで……はは、子宮口、俺の指に吸い付いてる……」
くーるくーる、とんとんとんとん……って
ぷるぷる震わすように撫でたり、ぐっぐっと突き上げたり、親指でクリを潰したり……
あぁ私、雄司の片手一本で簡単にイかされちゃうんだって
自分の雑魚ぶりを理解させられながら、身体はそれを喜んでいて……
「ゆう、じ……イくぅ……」
涙を流しながらせがんだら
「好きなだけどーぞ」
意地悪く微笑んでぬかるみから手を抜いた
「あぁっ!」
イク寸前だった身体は、それだけで甘く痙攣してしまう。
ぶちゅんって、ひどい音を立てて抜けた指はてらてらと濡れて、光沢を放っていた。
なんで、どうして??
ひくひくしながら雄司の手を追いかけるように、腰がへこへこしてしまう。
「もう、欲しくて堪らない?」
雄司が笑う。
口角を上げた、どこまでも深く暗い眼光で。
「舐められる方が好きなくせに」
すす、と
下腹へ進む指が、ぬかるみを捉え、くぱぁっと美肉を割る。
「あ、あぁ……」
ふるりと震えた身体は、言い逃れなど通用しない。私は、この後に続く快楽をどうしようもなく期待している。
じゅぅ、と
雄司が内股に吸い付く。
鼠蹊部を舐めて、
太ももの付け根をちろちろといたぶり、刺激を待ち望む陰核に息を吹きかけた。
愛液を
「いや、いやぁ……っ!」
与えられたのは、達せない快楽。
未知の快感はイき続ける恐怖よりも底知れないもので……。
じわじわと、真綿で首を絞めるように。
引きずりだすように暴かれる身体が、言うことを聞かない。
だって、今ここで逃げたら、私は一生満たされないままなのだから。