諒は竿を持って陽菜の割れ目に擦りつける。
何度も往復すると再び愛液が溢れる。
「は…ぁあぁ」
焦らされた陽菜は待ちきれず、諒の硬くなったそれを握って挿入させようと試みた。
「そんなに欲しいなら入れてあげる」
トロトロに溶けた膣内へ肉棒が窮屈そうにメリメリと進入した。
「あ…っぁ…」
「入ったよ。陽菜ちゃんの中、超締まってる」
ドキドキと興奮が押し寄せて陽菜の中で淫らな感情が加速する。
肉と肉がぶつかる弾けるような音と、ヌチャヌチャと肉棒が出入りする音が広がった。
「あっ…んあ…あんっ」
諒の腰の動きがいやらしくて眺め続けていたいのに、突かれる度に快感が込み上げて陽菜の焦点はブレた。
「後ろからやると…もっと気持ちいいよ」
「うん…」
繋がりがなくなり自由に動ける身となった陽菜は諒に抱きついてキスをし、舌をねじ込んだ。
恋人にするときと同じように激しく求め、唾液が混ざり合う。
「俺の事好きになったんだね。だったらいっぱい入れてあげるから」
諒は陽菜の体勢を整え、スブッと肉棒を挿入した。
「あぁっっ…んんっ」
先ほどよりも奥深くまで突かれるような感覚に陽菜は陥った。
諒は陽菜の乳房を乱暴に揉み回しながら、リズム良く腰を動かした。
「あっ…んあっ…ぁあ…」
「俺もそろそろイッていい?」
返事をすると諒の腰が激しく動き始め、味わった事のない快楽の波が陽菜に押し寄せてきた。
我を忘れて腰を振る諒と器となる陽菜はまるで動物だった。
「っぁ…先生っ、私また…イキそうっ」
「待って。一緒に…イク」
それから数回強く突かれると子宮に刺激が走り、頭の中が真っ白になった。
「あ……っぁあっんん」
同時に諒から溢れ出るものが陽菜の中で広がる。
陽菜の背中で諒の荒い息が繰り返された。
「陽菜ちゃん、好きだよ」
諒は優しく陽菜を抱きしめた。
………
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それから2人は軽く身体を流して、共に脱衣所を出た。
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自販機で買った冷たいジュースを飲みながら諒の部屋へ向かい、2人は朝までほとんど眠る事なく交わった。
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諒の部屋が2人部屋である事を知らなかった陽菜は、隣のベッドに横たわる数学教師の存在にようやく気付いて悲鳴を上げ、教師全員を巻き込むような騒ぎになりつつあったが数学教師のフォローによって事なきを得た。
そして、自由行動時間はゆっくり休める場所へ行こうとを寝不足の3人でそういう話をした。