「あ。あ。あぁ……もっと…………激しく…………」
「こう?これが?これがいいの??」
パンパンと大きな音を出して出し入れされれば絶頂を迎えそうだった。
「ひぃあ!ああぁぁぁああんん!!も……だめぇ…………」
「俺、も!あぁ、薫ちゃんの締まりいいね!いっちゃうな!!」
「んあ!い!いく!いっちゃう!!!類さ……あたしいっちゃう!!!!!」
「いいよぉ!俺もイキそう!このぬるぬる感と締まりが最高潮に気持ちよすぎよる!」
「っあああああああ!!!!!」
「うっ!!!!!」
いってしまったあたしはぐたりとした。
類さんも折り重なって肩で息している。
「あー気持ちよかった」
「はぁ、はぁ」
「佑史くん信じちゃだめだよ?なにがあるかわからないからね」
「…………」
「でもたまにはいいよ。だってこうしなきゃ俺らは出逢わないままだったし」
「(縦に頷く)」
「あーあ。薫ちゃんとのセックスめちゃくちゃ気持ちよかった!俺の連絡先教えるから、またセックスしよ?」
「はい!」
………
………
………
あたしは佑史なんかそっちのけになった。
だって最高の相性だ。
もちろん、身体の相性ね。
佑史よりもあっていた。
気持ちいいところ突いてくれるし、佑史より長くて太いし。
けじめがあるような人だと思ったし。
この人は信じても大丈夫そう。
しかも強い人を味方につけられるし。
佑史とは…………お別れだ。
でも、感謝はしてるよ。
ね?
いままでどうも、ありがとうございました。
これからあたしは類さんのセフレとして、
セックスを楽しむことになります。
ちゃんちゃん。
- FIN -