恋のはじまり

性の勉強

「そ…たぁ…くん」

蒼汰くんはあたしの手をつかんで、リビングのソファに座らされた。

それから股を全開に広げられて、膣を詳しく見られる。

はずかしいよ…

「やばい。今まで見たAVよりも興奮する。指入れるぞ」

蒼汰くんの左手の中指をいれられると、じわっとまた熱くなる。

「んっ…は、ぁ」

「何その声。そそるし」

その瞬間にくいっと方向を替えられる。

「んぁ!」

「これで舐めれる」

蒼汰くんは上から下にぐちゃぐちゃとかきだして、おしっこが出るところ周辺にある、何かを舐めている。

あー、のぼせそう。

「すご。知ってるか?ここはクリトリスって言って、女子が一番弱いところなんだぜ」

そう言ってペロペロとされると、もう、ほんとに…。

「っっっぁああぁあぁあぁぁ!!!」

今まで感じたことのない快楽に、意識が飛びそうになって何かが解放された。

「イッたな」

「はぁ、ぁ、は…ぁあ…」

乱れた呼吸のままなあたしのクリトリスって部分を、また舐める蒼汰くん。

さきほどは違ってもう敏感すぎなあたしのクリトリス。

そこにまたずーっと舌で刺激される。

次第には「勃起してる」って言ってペロペロ、チロチロ、こねこねって順番に丁寧に刺激をくれた蒼汰くん。

あたしはまた上り詰める。

絶頂の一歩手前で蒼汰くんはピタッと止めてしまった。

物欲しそうに身体をくねらせるとにやにやしてる。

「…かなり色っぽー。口開けてみ」

「?」

あ、と口を開くと蒼汰くんは自分の舌を出しながらキスをされた。

かまれるような、吸い付かれるようなキス。

あーもーーなんでこんなに気持ちいいんだぁ??

蒼汰くんの舌先があたしの歯の裏側をなぞればなぞるほど、くちゅっていやらしい音が響く。

「さて……お前の処女いただきまーす」

「え??」

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