恋のはじまり

処女もらってください

「もう待てません」

「ちょっ‥‥‥」

また再度、濃厚なキスをされる。

腰に手を回されてどうしようもない。

これは罰なの?

今まで春太くんをバイトさせてた罰?

それくらいいいじゃない。

あたしだって春太くんがお気に入りなんだから!

それからはあたしも責める。

腰に回された手のように、

あたしも手を腰に回した。

春太くんの舌は徐々に首筋と鎖骨を通り、

胸へたどり着けばブラのホックをかんたんに外された。

胸の先をいじいじと少しずつ刺激されれば、理性を失いそうになる。

「従業員さんが帰ってくるかもですね。」

「なっ、わざわざ言わないで‥‥‥んぁっ」

「だから声は我慢です」

あたしが喘ぎそうになればわざとそう耳元でささやかれる。

「静かに、ですよ。店長」

シーっと、あたしの口もとに指がおかれる。

そのかっこよい雰囲気にあたしは飲まれるのだった。

「は‥‥‥るた‥‥‥」

「‥‥‥かわいいね、空子」

名前を呼びながら、視線を外して春太くんは胸の先をいじり続けて、

もう片方の胸には、先端をいじらずに乳輪でじらされる。

やばいくらい、くらくらして気持ちがいい。

「緊張してます?」

「な、‥‥‥久しぶりだから」

「初めてじゃないんですね。やっぱり」

あたしはドキッとした。

 

だって‥‥‥あたしは‥‥‥

30代にして処女だから!!

「‥‥‥こじらせてごめんなさいね」

ねて春太くんから視線をそらした。

「え?」

「‥‥‥ょ」

「空子さん?」

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