少しざらざらした舌がぷっくりと顔を出しつつあるクリトリスをちろちろ撫でる度に腰がびくっびくっと跳ねてしまう。
ぬめりで逃げるクリは尖らせた舌でしつこく輪郭をなぞられ、ゆっくりと味わうような動きにもどかしくも嬌声がとまらない。
「あぁあああっ! そこ、そこぉっ! くちゅくちゅって、気持ちいいのぉっ!」
「んっちゅぶ……だろうな。ちゅう……こっちにこんなに腰突き出して、俺の顔、実花ちゃんのえっちな液でびしょ濡れだよ」
「あああああっ! れろれろしないでぇええええっ!」
一番刺激に弱い裏側をくにゅくにゅ音を立てて舌が高速で責めてくる。
気持ちイイ場所を一点集中にされることが辛くてつい足を閉じようとしたけれど、楓はそれを許してくれるわけがなく。
――ちゅぷっ! くにゅくにゅ……
「いやぁあああああっ! イっちゃうぅ!」
「ふぅん? じゃあ、これはどう?」
休む暇もなく、すぼめられた唇でぢゅぅうううっ! と強くクリを吸われ、そのまま引っ張られた。
「ああぁっ!」
無遠慮な吸引にクリがずきんと疼き、ちゅぽちゅぽとすぼめられた唇がむき出しのクリを擦るから、ナカまでひくひくと痙攣する。
身体の奥底から恥ずかしい火照りが全身に走り、粗相を催すような痺れが一点に集中した。
「ふぁっ! ひぃん……っ! イクイクイク……っ」
一刻も早く絶頂を迎えたくて仕方がなくて。
無意識にクリトリスへ神経を尖らせてしまうも、気持ち良くなりたい私とは裏腹に、楓は舌の動きを緩慢にさせてしまう。
「あぅ……やぁっ! あとちょっと、あとちょっとなのぉっ……!」
必死で腰をかくかくとさせて、もっといじめて、とおねだりするも、楓は顔を背けてしまった。
「うぅ……なんでぇ?」
イかせてほしくて仕方がなかったのに。
あと、本当にちょびっとの刺激でイけたクリは突然放置にじんじんと疼く。
「このままイったらいつもと一緒だからさ……」
楓はふぅとクリに息を吹きかけた。
たったそれだけのこそばゆいはずの刺激でも、ぎりぎりまで高められた感度に「あぁっ!」と声が漏れる。
「ここに手をついて、腰を突き出して?」
楓はシャワーノズルを手に、私にそう指示をした。
「ん……」
意図が読めないまま、素直に湯舟のふちに手をつく。
恥ずかしいところを後ろに晒した体制は、まるでバックで突かれるときみたい。
――きゅっ! ジャアアアアア!
シャワーのスイッチが入れられた。
音だけでも水圧が強いことが伝わる。
そしてそれは、むき出しに勃起したクリへと向けられた。
「あっあああああーーーっ!」
バイブともローターとも違う小刻みな振動とダイレクトな刺激にあっけなく果てる。
「ひっひぃいいっ! イク、イッた! イッたからぁああああっ!」
「えー、もう? 一分もたってないじゃん。もう少し楽しみなよ」
「ああああああっ!」
楓は膝を落とし、体制を崩す私を許さない。
シャワーノズルをさらに近づけ、ナカまでお湯が入ってしまう勢いで重点的にクリをいじめぬく。
「ははっ! 気持ちよさそうだねー。水圧強いのがそんなにいいんだ? ビラビラがめくれちゃってる」
「んんんっ! やぁああっ! しこしこだめぇっ」
シャワーで先端を刺激されたまま、クリ幹をつままれしこしこと擦られて……。
「ふぁああああっ! イクぅううううっ!」
先ほどよりも激しく腰が反り返り、二度目の絶頂を迎えた。
――ぷしゃぁああああ……
尿意に似た感覚が我慢できずに放出してしまったえっちな液……ぷし、と漏れる度に気持ちいいのに、膣やその奥がきゅんきゅんと反応してしまう。
「はぁ、あぁ……」
「実花ちゃん、毎回潮吹けるようになったね。その顔、すげぇエロくて可愛い」