辞めてほしいよ‥‥。
その舌先は徐々に上に上がっていき、どうやら左耳が目的だったらしい。
耳たぶをくるんと舐められて、じっとりと穴にはいってきた。
鼓膜に響き渡る水音に、あたしは身体を震わせる。
「~~~っ」
目をぎゅっとつぶって、耐えるしかない。
けれどもそんなあたしの意思とは反してしまうのは、あたしの身体だ。
音が
こわばっていた身体が少しだけほぐれた。
それに気づいたのかその男性は耳から下に下がっていく。
首筋をツーっとなぞればあたしは大きく身体を震わせた。
………
………
「っぁ、」
鎖骨を通るころには重心を診察台に置く。
鎖骨の線をなぞれば、大胆にあたしの服をはぎ取って胸にたどり着くのだった。
「ひっ」
予想通り舌はあたしの乳輪をとらえた。
ひたすらくるくると乳輪だけを刺激する。
「ぃ、あ、っは‥‥」
「おぉ、すげーぞ
間宮、と呼ばれる男性は、あたしの乳輪を硬くした舌先で舐めている。
見下ろせばずっとこっちを見ていた。
最初から、あたしを見ていたのだ。
………
………
少しだけ油断すると、舌のほぼ全体で乳首を覆って舐めて救い上げられた。
「っつっああぁ!!」
待ちに待ったこの快感にあたしは我慢ならなかった。
大きな声が漏れる。
「ぴちゃ、じゅるる‥‥」
吸い込んだりぐにぐにと押されたり。
あたしは思わず腰を引いた。
けれどもその行為は止まらない。
反対の空いていた胸には、欲情して我慢が利かないもう一人の男性が割り込んで舐めてきた。
同時に違う速度と舐め方、さらにまばらな攻め方をさせてくる。
………
………
「あ、んぁ!やぁ‥‥!!」
溜まりに溜まってると言っていただけあって、無我夢中に舐めてくる。
しかも間宮という男性はあたしのストッキングを破って脱がせてきた。
そして膣の割れ目の上にあるクリトリスにちょんと触れてくる。
「ぃっっあぁ、は、ぁん」
あたしはもう快楽しかなかった。
いきたくて、絶頂にいかせてほしくって、たまらない。
少しだけ腰が動いてると感じ取った間宮ではない男性は、
クリトリスに触れる間宮と違って、
濡れ濡れなあたしの膣に指を差し込んだ。