(あ、どうしよ……舌が……)
にゅる、と唇を舐められ、ちゅぷ、とはまれる。
はむはむと食べるような仕草に、つい小さく開けてしまうと、伊織は容赦なく舌を潜り込ませてきた。
(あむ、あぅ……ちゅむ、ちゅ、はぁ……なに、これぇ……!)
ちゅうちゅうと舌を吸われ、口内の全てを舐め尽くすように舌が暴れ、とろんとろんと溶かすように絡みつき、唇を貪り尽くされる。
(こんな、セックスそのものみたいなキス知らないよぉ!)
――ちゅぽんっ! ぢゅっぢゅううっ! ぷちゅっ、にゅるる……
唇も舌も、息遣いすら全部使うキスは激しくて、どうしていいかわからずついごくんと喉を鳴らして伊織の唾液を飲み込んだ。
(はぁ、はぁ……どうしよ……伊織のキス、すごいよぉ……)
つい膝を擦り合わすと、ふっと伊織が笑った気配がする。
「あー……やばい……莉乃、すごい可愛い、エロいなぁ」
(あぁ……私、伊織にえっちの対象として見られちゃってるんだ……)
いつも私を甘えさせてくれる頼れる男友達。
そんな彼が、私にどんな視線を送っているのか、知りたいようで――ちょっと怖い。
伊織は手慣れた様子で私の部屋着をぺろんとめくり、ブラトップから胸を露出させる。
(あぁ……見られちゃったぁ……)
つん、と。えっちに天井を向いているであろう頂きにちゅっちゅっとキスをされる。
そのまま肉厚の舌がぺろぺろと舐めてきて、くすぐったさにうずうずしてしまった。
(あ……うそ、まさか……!)
伊織の手はゆっくりと下に伸びて……部屋着用のショートパンツに手がかかる。
緩めのそれをパンツと一緒に脱がされてしまった。
そして、膝裏を掴まれると意図も容易く、一番恥ずかしいところが丸見えになってしまう。
(……っ! 見ないでよぉ……!)
羞恥心で心を震わせながら、やっぱり目を開けてしまおうか迷っていると
――れろぉ……ぢゅぶっ! ぢゅぼっぢゅるる……ぺろぺろぺろ
(んんんんっ!)
秘部全体をぺろんぺろんと舐められてしまい、トロトロとえっちな液を溢れさせるそこに舌が潜り込んできた。
(あう! やんっ! どうしよ、私、はじめてなのにぃっ!)
未知の感覚……一方で、切なく疼く秘豆は、緊張や恐れと相反してうずうずしていた。
(やばい……クリ舐められたら、絶対……!)
――くちゅっ! ちゅぽっちゅぽっ! れろれろれろ……
「んぁっ! んんんっ……!」
クリトリスを舌で絡みとるように舐められた瞬間、我慢しきれず声が溢れた。
たっぷりの唾液で、柔らかい舌で、
ぺろぺろと単調な動きで舐められるだけでも頭が沸騰するくらい気持ちいい。
摩擦で産まれる温度のせいで更に感度が高められ、チロチロと高速で舐められた瞬間、どぱりと膣から愛液が溢れた。
(あんっ! やぁん! こんなの、我慢できないぃ!)
必死で声を我慢するが、腰が浮いてしまう。逃しきれない快楽に身体がついていかず、びくんびくんと跳ねてしまう。
「ん、ちゅぶっ、じゅぼっじゅっじゅ……あー……今日すげぇな……莉乃のえろまんこやば……」
伊織はうっとりしたように呟き、指を添えて、赤く切なく勃起したクリトリスの皮をぷるんっと
(ひぅっ! や……な、なにこれぇっ!)