直美は昨日と同じ時間まで図書館で過ごしてから、教室へ向った。
林と小倉先生の関係を探る為であった。
教室は予想通り灯りがついている。
直美は恐る恐る近付き、ドアの窓から中を覗くと、矢張り林と小倉先生が居た。
二人は下半身を露出して、向かい合わせに机の上に座っている。
直美は直ぐに二人が何をしているのか悟った。
恥ずかしくなって、赤面したが、それでも二人の行為をじっと見ている。
小倉先生は如何にも気持ち良さそうに顔を歪めていた。
林のペニスが、彼の指の隙間から何となく見える。
直美はそんな淫靡な光景を目の当たりにして、今まで一度も経験した事のない興奮と好奇心を感じた。
廊下には誰も居ない。
直美はズボンの上から、秘部を触ってみる。
パンツの中は既に濡れていた。
指の第一関節で秘部をグイグイと押してみる。
押せば押すほど、指が秘部に吸い込まれる。
不図、直美は背後から何者かに抱き付かれて、口を塞がれてしまう。
え、何?
何者かの手は、ゴツゴツしていた。
片方の手で口を塞ぎ、もう一方で直美の股間をグッと掴んだ。
耳元で何か囁かれる。
「変な事はしないから、大人しくしてね」
そう言って、何者かは直美の秘部をグリグリと指で刺激する。
直美は何とかして逃げようとしたが、完全に組敷かれてしまって、おまけに声も出なかった。
「大丈夫、痛い事はしないから」
声だけ聞いても、男である事以外全くわからない。
男の大きな手がズボンの中に滑り込んできた。
「んん!」
男は指先でパンツの上からなぞる様に動かしている。
刺激は然程ではないが、微かで小さな力がもどかしい快感となって直美の下腹を襲う。
男の指は、体液で濡れた部分を見付けて、そこを集中してグリグリしてくる。
「気持ち良いの?」
直美は首を振った。
が、体は正直で、小刻みに震えている。
男の指は膣口の辺りを散々いじめてから、不意にクリトリスに触れた。
「ひぁん!」
パンツの上から触られても、勃起して敏感になったクリトリスはブルっと震えた。
男は直美の反応から、クリトリスが一番感じる部分であると考えて、それを指の腹と爪を使って執拗にいじめる。
直美はヒクヒクと震えながら、腰を後に突き出す。
「ここが気持ち良いんだね」
「ん”ん”ん”」
男は直美の陰部から指を離すと、モゴモゴして何か取り出した。
「これ付けてね」
そう言って男は直美にアイマスクを付けた。
「じゃあ、着いてきて」
男は直美を立たせて、歩かせた。
直美は一切抵抗しようとしなかった。