眠たい……。。・
あたし、
母親の体調がすぐれなくて帰ってきてほしいと、
地元にいる弟から言われて戻っています。
昔から父がいなく、弟は父の代わりに母親を大事に大事に守ろうと決めているんです。
それはさておき、
もう数時間でバスは到着。
眠気はピークに達しているため、用意されている簡易ベッドに横になる。
目をつぶって、最後に見た母親と弟を思い出す。
あのころ楽しかったな、父親なんかいなくても幸せだったな。
徐々に思考はさえぎられていく。
眠りに入るのだなぁ。
………
………
そう思った瞬間、いきなり口を押えられた。
「!?!?」
大きい男性が2人いた。
「んー!!」
「静かにしろ。殺されたいのか」
よく見ればナイフだ。
全身で恐怖を訴える。
「ほら、俺が抑えとくから、お前先にやれよ」
「ほ、ほんとうにいいのか」
「当たり前だろ」
そんなやりとりを聞いていれば、こいつら確実にレイプ犯だ。
やだ‥‥‥怖いよ‥‥‥でも抵抗したら‥‥‥。
考えていると涙が止まらない。
「あぁ‥‥‥最高。その顔がたまらない」
べろりとあたしのほっぺたに舌を這わせた。
気持ちが悪くて身震いをする。
あぁ、もういやだ。
なんであたしがこんな目に合わなきゃならないの!?
その舌は徐々に下がっていき、首筋まで這わられる。
鎖骨までいって‥‥‥そのまま胸に進む。
別に処女でもないけどこういう行為は好きな人とと決めていた。
それが叶わない夢になるんだなぁ。
べりっといきおいのある音がした。
どうやらガムテープで口を押えるんだろう。
案の定べたりと貼り付けられ、舌を這わす男は胸の先端まで向かっていて、
もう一人は太ももの付け根をさわさわと撫でていた。
ズボンをはぎ取られてパンツ姿になれば、
パンツの上から何か細いようなものをつけられて
チューっと何か液体のようなものを垂らされる。