マニアック

レイプの館・欲求不満編

そう、ニヤッと笑った男性は、最初から舌をからませる濃厚なキスをしてきた。

拒否しようと抵抗したいが、身体を拘束されたのでできない。

けどこのままではレイプの館でレイプされる落ちになる。

恥ずかしい‥‥‥あたしがレイプとか。

全身で拒否るくせに、全身で少しでも気持ち良さが与えられると

かなり興奮して、もっとと言ってしまいそうになる。

男性の手はあたしのブラウスにたどり着く。

慣れた手つきであたしのブラウスのボタンを外し始めて、

キスはそのまま。

キスですら感じてしまうあたしは‥‥‥なんなんだ。

「ふ‥‥‥ん、む」

くちゅくちゅと恥ずかしい水音が鼓膜こまくを刺激する。

そこに集中していると男性の手が、

あたしの胸を揉む出す。

ブラも外されて、人差し指だけでいじられた。

「ん、ぁ、はぁ‥‥」

唇が解放されたと思いきや、べろりと舌で首筋、鎖骨さこつ、そして胸に来る。

乳輪をベロっとされ、乳首はクルクル舌先でいじられた。

「んぁ!」

もう片方は徐々に下へ下がっていく。

指先を線でなぞるように触れられて、くすぐったくていじらしい。
………

………
もっと‥‥‥してほしいな。

あたしの無力な抵抗がなくなってきたことに感づいた男性は、舐めるのをやめて、

あたしの顔をじっくりと眺めてくる。

痛い視線。

あたしは耐えきれない。

「ぁ‥‥‥あの‥‥‥」

でも言葉につまる。

だって今まで2回くらいしかセックスしたことなくて、

その2回よりもはるかに今されていることの方が感じているなんて‥‥‥。

なんにも言えないよ‥‥‥っ。

「いいよ。俺は智樹ともき。そう呼んでくれ」

「智樹、さ‥」

「なんだい?言ってごらん?」

「ぃや、あの、その‥‥‥」

視線が熱くて痛い。

本当に見つめすぎだからこっちが縮こまってしまうよ。

「!」

あたしがだんまりしていると、智樹さんは舌を出して股に頭をうずめた。

「いゃ、‥‥‥」

「大丈夫。気持ちいいから」

下から智樹さんの顔が見える。

そしてあたしは与えてくれるであろう快感に思い焦がれて羞恥心なんか忘れてしまう。

「な‥‥‥て‥‥‥舐めてください‥‥‥」

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