「ぁー、んー、だめだよぉ‥‥もぉ」
それは女性の声。
「よし、俺らも負けてらんねーー!」
「張り合うな」
「だってさー。せぇっかくいいところだったのにーー」
「‥‥‥また、しよ?気持ち良かったよ、ありがとう」
「‥‥‥‥‥‥うーん、やっぱりやろ」
「はー!?」
「ここだってほら‥‥‥」
あたしの膣内に四本を突っ込まれて、あたしは気持ち良いと感じる。
「うーわ、ぐっちゃぐちゃだ」
「言わないでよぉ‥‥‥うずうずしてくるから‥‥‥」
遠くからはカップルのセックスの生中継。
こっちはこっちで絶倫セックス中毒者に火がついて、盛ってる。
………
………
「どう?俺が欲しい?」
「馬鹿!ダメに決まってるでしょ!?」
「まだまだか‥‥‥じゃぁ、これは?」
笑顔でそういうので何かと思えば、
また膣に指を入れて、子宮にあるコリッとした箇所を、
「っぁぁ、」
ぐちゅぐちゅ ぐちゃぐちゃ
何とも言えない快感が‥‥‥。
そして聞こえたんだろうな、あたしの声。
………
………
クスクス聞こえてきたから、向こうも意識するだろうな。
「じゃ、いくぞ」
向こうの恋人たちに気を取られていたら、いきなり腰をつかまれて、
一気に挿入してきた。
「っ~~~!!!」
久しぶりな快感。
めちゃくちゃ気持ち良くって全身が痺れて麻痺している感覚になる。
ぐちゅ!ぐちゅ!
ぐっぐっぐ
と子宮を突き上げられてはあたしは弓なりに身体をひねる。
もうこうなると止まらないあたしたち。
周囲に聞こえようが聞こえまいがかまわないんだ。
とにかくこの快楽を少しでも長く感じられるように腰が浮く。
そうすれば膣もきゅっとせまくなることでむくも気持ちいいだろうし、
あたしは不安定さがより快感を増すので都合がいい。
「あっ、ぁ、は、ぁんあ!」
「やべーよ今野。こんな感じじゃ俺一生止まらねーわ」
「ぃ、あ、あん、だ、め‥‥きもちぃぃ‥‥‥」
「イク?イクの?」
「ひぃあ、あぁあぁ、ぁ、いっちゃ‥‥」
「ならもっと声あげてイケるようにしてやる」
そういってあたしがむくの上に乗る形になることによって、
子宮の本当に奥の奥を突き上げられた。
「んぁあ!!」
そして寝そべるむくは、遠慮などせずにドンドン突き上げる。
「ひぃぃ、あ、やばいよ‥‥‥ぉ、む、‥‥‥んぁあああぁぁぁ!」
「あー、出るっ」
「いっちゃ、う、い、イク、い、ぃぃあぁ!」
「一緒にイクぞ。乳首も可愛くいじってやるからな」
同時に快感を与えられれば、上り詰めることしかできなかった。
「ぃぃ‥‥‥ああぁぁああぁぁぁあ!!!」
こうしてとてつもなくオープンなセックスをして、
しかもバレるくらいの声量で喘いで、
あたしはどんだけ恥ずかしかったか‥‥‥。
けれども、この日をきっかけにあたしたちは、
さらに親密な関係になれました。
セックスの場所って‥‥‥大きいんだなぁ。