マニアック

絶倫男しか愛せない私って一体・・・【前篇】

●それでも絶対に守るマイルール

小学3年生の太腿にオチンチンを挟んでやった、セックスっぽい遊び、紀彦叔父ちゃんと
の疑似初体験を機に、私はエッチにますます興味を持つようになりました。

初めて紀彦叔父ちゃんと出会った時は、まさかこんなことになるなんてこれっぽっちも
考えてもみなかったのに・・・。

あの日の疑似初体験以降、紀彦叔父ちゃんへの想いは募るばかり。

見た目はとても毛むくじゃらで、お腹の出たポッチャリ体形。

それに、夏場だけなく、冬場でも汗臭い体臭をいつも漂わせている。

どう見たって、誰が見たって、絶対にモテるようには見えない。

どの女性が見たって、みんな嫌がるに違いありません。

私はそんな見た目熊さんのような紀彦叔父ちゃんのことが好きになり、いつの間にか、
恋心を抱くようになっていたのだ。

いや、見た目も好きだったけど、それ以上に、絶倫だったことに惹かれてしまったと
言った方が正しいのかもしれない。

見た目はいかにも性欲が強そうなワイルドな感じで、あのツーンと鼻を突くような体臭
が、さらに紀彦叔父ちゃんの絶倫を際立たせている感じがする。

体臭を嗅ぎ続けているうちに、いつの間にか、その臭いがたまらなく好きになってしま
い、私のアソコも疼いてしまうのだ。

そして、何度もたくさん紀彦叔父ちゃんとエッチなお遊びを繰り返すたびに、私はエッチ
が好きになり、性欲もドンドン強くなっていったのです。

 

お盆、お正月と毎年帰省すると、私は紀彦叔父ちゃんとのエッチを楽しみました。

このままずっと紀彦叔父ちゃんと一緒にいたい、できれば将来結婚したい・・・、そんな
想いが強くなった時もあったけど、叔父と姪という関係の結婚は無理だとか。

その事実を中学生になって初めて知った時、私は1週間ほど、毎日のように、泣き崩れて
いました。

でも、どうにもならないことをいつまでもクヨクヨ考えていても仕方がありません。

そこで私は考えたのです。

いつかは、紀彦叔父ちゃん以外の男性とお付き合いし、セックスも経験すると思う。

でも、いくら性欲が強いとはいえ、絶対に避妊具なしでのセックスはしない。

結婚はできなくても、特別な生でのセックスは、大人になってから紀彦叔父ちゃんに捧げ
ようと。

そう私は心に固く誓いました。

実は、あの疑似初体験以降、紀彦叔父ちゃんとのエッチは、いつもセックスの真似事ばか
りでした。

姪の私にヌードデッサンといって、自分のオチンチンを露出して見せつけるなんて、普通
なら、絶対にやっちゃいけないこと。

そんなド変態の紀彦叔父ちゃんだけど、なぜか、頑なに本当のセックスは全然求めてくる
気配が一度もなかった。

意外とものすごく真面目だったのか、私のことを思って実際に挿入はしないと、自分の中
でルールを決めていたみたいです。

 

「あのね、まーちゃん。将来、心の底から好きになった彼氏や旦那さんができたとき、
そういう心に決めた人とエッチをするまでは、避妊具やはちゃんと着けなよ」

「ひ、に、ん、ぐ?それなあに?」

「避妊具ってのはね、赤ちゃんができないように着けるものだよ」

「それが、なんで着けてないといけないの?」

「本当に心に決めた人とだけ赤ちゃんを作らないとダメなんだよ。本当に好きでもない人と赤ちゃんを作ったら、生まれてきた赤ちゃんが可哀想だからね」

「ふーん、そうなんだ」

「それに、避妊具は病気がうつっちゃうのも防いでくれるんだよ」

「へぇー、それは、とても大事だね」

「避妊具を着けないで、エッチなお遊びをしようと言って迫ってくる女性の体のことを
一切に考えていない男となんて、絶対に付き合ったりしちゃダメ!」

「真由美もそんな男の子は嫌いだなぁ」

「だからね、将来、ちゃんと赤ちゃんを作る時がやって来るまでは、赤ちゃんができない
ように、避妊具はちゃんと着けておこうね」

「うん、わかった。叔父ちゃんの言う通りにする」

そんな風に私に、性についてとても大切なことも教えてくれた。

そのような優しい一面を持っていたことも、紀彦叔父ちゃんに好意を抱いた一因だったの
かもしれません。

 

小学5年生になり、お正月に祖父母の家に帰省した時のこと。

いつものように、お絵描きやエッチなお遊びをした後、私は紀彦叔父ちゃんに、

「私、大きくなったら、叔父ちゃんと結婚する」

と、ついそんな大胆な告白をしてしまったのです。

私の爆弾発言に対して、少し困惑して表情の紀彦叔父ちゃんは、

「アハハ、そうだね・・・、まーちゃんが大学生を卒業して、社会人になったらね」

そう言って、何となくその場では、話をはぐらかされてしまいました。

それでも、私はずっとその希望だけを生き甲斐にして生き続けてきましたが、ある日、
その唯一の希望が、一気に崩れ落ちてしまったのです。

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