絶頂への期待に震えた身体から力が抜け、麻美子が泣きそうな声でそう呟く。
優馬が、麻美子の腹の上に座るようにして身体を動かし、自分でペニスを扱きながら麻美子の口元へと近づけてきた。
勃起したペニスを目の前に突き付けられると、濃いオスのにおいが漂ってくる。
溢れた先走りが麻美子の胸元に垂れ落ちた。
ギンギンに勃ちあがったペニスは赤黒く、時折びくっびくっと竿ごと揺れている。
「舐めたい？」
口元にペニスの先端を近づけられて、麻美子はごくりと生唾を飲んだ。
舌を伸ばせば、すぐにペニスに触れられる。
根本まで口に入れ、その太さと熱を味わいたいと本能が欲している。
口の中に唾液が溢れ出してくる。
こくり、と頷いた麻美子に、優馬がくすりと低く笑った。
「俺のちんこ、舐めたいんだ？」
力強く勃起したペニスが、ゆっくりと口元へと近づいてくる。
麻美子は瞳を下ろし、くちを開いた。
ぬちゅり、とぬるぬるした液をまとったペニスが、唇に当たる。
「はんん……」
麻美子は、ペニスを口内へと招き入れた。
滾った男の性器が麻美子の口内を埋め尽くし、オスの味が口内に広がっていく。
舌を這わせ、口内を密着させるようにして吸い付くと、優馬がくっと低く息を吐いた。
「っ、そのまま……っ！」
ペニスが、ゆっくりと前後に動き出す。
麻美子は必死に、ペニスに吸い付いて愛撫を続けた。
熱の塊が何度も口内で前後に動き、びくびくと震えるのがたまらなく興奮する。
喉の奥までペニスを入れられて、自分の力では顔を動かすことすらできないことが麻美子の下腹部を苦しいほどに熱くさせた。
「ふんんっ、んっむぅうっ、んっ、んんぅっ……」
ペニスを口で愛撫しながらも、麻美子の腰が勝手に揺れる。
早く挿入してほしくて、性器からトロトロと愛液が溢れ出していた。
「麻美子、エッロ……」
「ふっ、はあっ……」
ペニスが口内から引き抜かれ、口元からあふれた唾液を優馬の指がぬぐってくれる。
余裕のなさそうな男の表情に、きゅううっと膣肉が収縮した。
「これ、どうされたい？」
麻美子の唾液でどろどろになったペニスを片手で扱きながら、優馬が聞いてくる。
答えは決まっていた。
「い、いれてほしいいっ……」
羞恥を感じられるほどの余裕は、もう麻美子には残っていなかった。
はやくこのペニスでめちゃくちゃにされたくて、身体が疼いて仕方がない。
はやく、はやくとくねる腰が、痛いほどに尖った乳首が、身体中が目の前の男が欲しくてたまらないのだ。
「お前にちゃんと付き合えるのなんて、俺くらいなんだからな」
「は、ううっ……」
