「あの…………監督?」
あたしは所属している部活、演劇部の監督と二人で特訓をしていた。
そして帰宅しようと後片付けをしていると、
監督がなぜか至近距離に立っている。
不思議そうにあたしは監督を見つめる。
そうすれば監督はニコッと笑ってあたしの左肩をポンポンと叩いた。
「??」
「元気だな、お前はいつでも」
「そりゃー………そうじゃないと発声もしっかりとならないし」
「そうだよな。発声練習はしないとな」
そういう監督の手はあたしの両手首をつかんで離さない。
「?監督?」
「はい、ばんざーい」
「ばんざーい」
と言って監督はあたしの手首をあたしの頭上に持ち上げた。
そして頭上でがっちりと固定される。
普段の監督ではなく、男性と思わせるような視線を向けられた。
………
………
「あの、監督?」
「発声練習してから帰ろうか」
「それはいいですけど、手首離してください」
「発声練習が終わったらな」
そういうと、監督は大きな左手であたしの手首をいとも簡単に動かせなくする。
立ったまま、着ていたTシャツの上から胸の合間に顔をうずめた。
「っ…………」
「大きな声出してもいいんだぞ?ここは防音なの知ってるだろ?」
「放して!!」
「おとなしくしてたらな」
するっと自分のはいているズボンのベルトを取り、
あたしの手首に巻き付けて自分の両手を自由にさせる。
まず先にしたのは、Tシャツの中にあるブラジャーを外すこと。
器用に外してTシャツはそのまましっかりと閉じた。
それから両手であたしの両胸をゆっくり揉みしごく。
「ゃ…………」
「大きいな、お前の胸」
「やめてよ………!」
「叫べ。いい発声練習になるぞー」
そういえば監督はあたしの乳首をピンポイントにつまんだ。