私はひどい女だ。
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旦那に黙って、こんなことをしているなんて。
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「もっと声を聞かせてよ!」
彼はそんな風に言いながら、バイブを強く私のクリトリスに押し当てた。
「んんっ、うぅんっ!」
ボールギャグ(
口元は閉まらない口元からあふれ出したよだれにまみれて、ぐちゃぐちゃになってしまっていた。
はっきり言って、とても醜く、乱れた姿だ。
ただ私は、犯されるだけ。
「ほら、苦しいならもっと声を上げて!」
「んんんっ!んんんっ!」
バイブを何度も押し当てられ、強引な手マンをされ、私のクリトリスはもうしびれていた。
でも、快感だけは何度も何度も体を駆け抜けていく。
「うううううんっ!」
我慢できなくなって、私はまた、思わず潮を噴き上げた。
彼の顔面に、体に、それは容赦なく吹きかかる。それを彼は
「ふぅん、ううん」
びくびくと動く腰に合わせて、私の噴き上げる愛液を
そんなもの、おいしいのだろうか。私にはよくわからない。
けれど、無心にしゃぶりついている彼の表情を見ていると、きっとそんなことは関係なくて、ただ私を味わいたいだけなのだろうな、と思う。
「んん、んんん」
イった直後で敏感になっているクリトリスを攻められると、私はもうどうしようもないくらいに感じてしまう。
彼がそれを飽きずにしゃぶるから、何度もイってしまう。
体がびくびくと震えるのを止められない。それを彼は無理やり抑えて、私の股間を何度も、何度も、執拗にしゃぶる。
「むぅぅ、んんっ!」
だめ、だめ、と首を振っても、彼は絶対にやめてはくれない。
私の体がもう、言うことを聞いてくれない。
こんな快感を知ってしまったら、もう元には戻れない。
そういうものだ。
「感じてるの?」
彼は、とてもいじわるな笑みを浮かべている。
私が、うん、うん、と首を振って頷くと、口元はもっと大きくゆがんだ。
「うれしい」
彼はそういって、もう愛液と彼の唾液でびちょびちょになっている蜜壺の中へ、たぎった欲望を突き刺した。
私は彼と、二度目の交わりを始めた。
ことの発端は、少し前にさかのぼる。