マニアック

初めてのパパ活で会った男がイケメンで紳士だった

夏の暑いある日、松本芽郁まつもとめい池田結以いけだゆいは、待ち合わせ場所であるAホテルの隣にあるコンビニで、ある男を待っていた。

2人は某出会い系サイトのエロ系掲示板で割り切りの誘いをして、それから一時間後、ひとりの男からメッセージが来た。

28歳のフリーターであった。

2人の使っている出会い系サイトは、割に安全な物だったので、決して変な人ではないのだろうが、それでも初心者の2人には、初めどうしたら良いかわからなかった。

この人は大丈夫だろうか?

2人はこの男のプロフィールを見て、長い間考えた。

その間にも色々な男から返事が来たが、それらはどれも冷やかしで、結局一番に返事をくれた男に決めた。

2人は直ぐに返事をして、それから待ち合わせ場所と集まる時間を決めた。

 

何故2人が援助交際をしようとしているのか、それは単純で、欲しい物を買う為のお金が欲しかったのだ。

芽郁は十九歳、結以は先月二十歳になったばかりだった。

援助交際をしようと言い出したのは芽郁だった。

芽郁は一人でやるつもりだったが、こういう経験は全くなかったので、急に怖くなって、結以に助けを求めたのだった。

結以も別にこの様な経験がある訳ではない。

しかし、異性との交際は誰よりも上手で処女なんかはとっくの昔に捨てていたから、こんな事も出来るのではないかと思って誘ったのだった。

結以は当然最初は断った、が、2人共まだ若く、また、容姿に相当な自身もあったので、とうとう承諾してしまったのだ。

掲示板には、3Pをしませんか、と書いていた。

「大丈夫かな?乱暴されたりしないかな?」

「んー。どうだろうな?でも案外大丈夫なんじゃない?結構こういう事して稼いでいる人居るらしいし」

「あたしセックスとかした事ないなぁ」

「大丈夫大丈夫、取り敢えずイカせりゃ、良いのよ、きっと」

「でもなぁ、なんか不安になって来た」

「不安になって来たって、芽郁がやろうって言ったんじゃん。ヤルかヤラないかは会ってから決めれば良いんだから」

2人は呑気にそんな話をしながら、化粧をして、準備をして、家を出たのだった。

芽郁がスマホの時計を確認した時、まだ約束した時間の二十分早かった。

「早く来すぎたね」

「うん、汗やばいわ」

2人の頭には、ホテルの部屋の浴室はどんなだろうという考えで一杯だった。

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