今家には私1人しか居ない。
恐らく後1時間程の間は1人っきりになれるはず。
私はスマホを取り出して、今の自分の気分に合うような動画を探し、見付けると、今日は布団を被らずに服を脱いでしまった。
そして下着も脱いでしまうと、あたかも誰かに覗かれているような気がして、恥ずかしい。
胸とアソコをそれぞれ手で隠しながら窓に近付いて、カーテンを締めようと乳房を隠していた左手を伸ばしたのだが、
矢張りこのままでも良いような気がしたので、急いでベッドに戻った。
僅か8分程の動画である。
サムネは、女優の濡れて少し汚くなったりアソコがドアップに映されていた。
何となく私に似ている様な気がする…
恥毛の生え具合や色艶、左の内太腿の根方にある小さなほくろ等。
タイトルは、「可愛いM女と激しいセックス」。
如何にも男向けのタイトルである。
私は体育座りをして両脚を左右に広げてアソコを完全に露わにすると、左手にスマホを持って、早速動画を再生させた。
念の為音量を下げた。
窓外に様々な建物の立並んだ景色が晴天の下に広がるのが見える高級なホテルの1室…
窓の近くのソファの片隅の方で、男女がキスをしている。
その女性を見て、私は驚いた。
彼女の顔は、私と瓜二つで、体付きも、服装も、そして全体的な雰囲気も、全く私と同じであった。
そっくりではない…それはもう、私自身であるかの様だった。
画面の中の私は、EXILE風のイケメンに軽く顔を撫でられながら、恥ずかしそうに微笑み、柔らかなキスをする。
それをじーッと見詰めていて、気付いた時には私の心が彼女と寸分違わず調和してしまった。
ぼんやりと顎から首筋辺りに温かな空気を感じる。
イケメンが何か彼女に話し掛ける、しかし音が小さいので聞き取れない。だが、そんなのはどうでも良かった。
彼女は頬を紅潮させて、頷いた。
するとイケメンは、右の掌を、彼女の乳房に、服の上からそっとあてがい、ゆっくりと揉み始めた。
彼女は目を閉じて小さく溜息の様な喘ぎ声を漏らした。
私も右手で自分の乳房を、イケメンの手と同じ位な早さで愛撫する。
段々と、体全体が性感帯に変化して来たのか、乳房から指先まで、微かに電気が流れた様に熱くなって来た。
乳首が、今まで経験した事のない程、固く勃起している。
イケメンは今にも解けてしまいそうな彼女の唇に、下からクイッと口を重ねた。
2人は唾液に空気を含ませて音をたてながら、舌を絡ませている。
私はたった1人なのに、それを見ていると本当にディープキスをしている様に錯覚し始めて、破廉恥であるけれども、無意識に私は空に舌を伸ばしてそれをクネクネ動かしていた。
人差し指で固い乳首を擦る様に刺激する。
あぁ、気持ち良い…
不意に場面が変わって、イケメンは露わになった彼女の乳房を両手で揉みながら、左右交互に乳首を激しく吸っていた。
「あ、あああんっ!」
彼女のよがる姿が、何とも私の官能を激しく刺激する。
彼女のそんな姿を、もっと見たい!
私ははち切れんばかりに勃起した乳首を、押したり摘んで引っ張ったり表面を激しく擦ったりして、
その刺激が、止め度もなく高まり続ける興奮と上手く交錯して、快感が膜の様に体を包み込む。
やばい、、手が、、止められない!あんっ、気持ち良い!
イケメンは乳首から口を離し、彼女の顔をじっと見詰めながら、今度は乳首を人差し指と親指で強く抓り、更にグイッと捻ったりした。
それに彼女は痛がる事なく、可愛らしい声で喘いでいた。
私も思い切って乳首の根元を掴み、グイッと引っ張り、抓った。
いつもなら痛かったであろうそれが、今は言い知れぬ快楽に変わっていた。
気持ち良かった。
場面が変わる。