マニアック

アイドルの歌唱レッスン

次はディープキス。抵抗していたけど、口内に侵入してきた舌はあたしの舌をすくい取る。

じゅっと吸い込めば全身の力が抜けてしまった。
………

………
「かわいいな」

「ふぁ、」

次第に胸の尖端と乳輪をゆっくりと舌先で舐められれば、むずむずしてきた。

官能的なあたしの声と、それをいじめてくる彼の奏でる水音は、あたしの耳をも犯してくる。

そっとジーパンのチャックを下ろしてきて、パンツ越しに膣入り口を撫でられた。

「うわ、濡れ濡れ」

「い、ぃうな‥」

「指、かんたんに入りそうだな」

そしてパンツ越しにトントンと勃起しているクリトリスを叩かれれば、あっさりとイキそうになった。

呼吸がどんどん荒くなるあたしと彼。

彼はあたしの手を取って、自分のジーンズの上からペニスへ持って行った。

そこはかなり腫れあがっていて、あたしに対して性的欲求を求めていることがよくわかる。

 

恥ずかしいがあたしは経験がない。

だけど興味津々で、ペニスなんか拝んだことがないから未知の世界。

「‥‥‥触って」

耳元で囁かれれば、ぞくりと身震いをした。

ゆっくりとしていれば、

「じらすな」

と言って笑いながらパンツからモノを出して、

あたしの手を自分の手で覆いながらその方法を教えてくれた。

時折聞こえる彼のあえぐ声が、あたしの興奮を掻き立てる。

かと思えばいきなり指を膣に入れられた。
………

………

息を飲めば、ゆっくりと出し入れされる。

くちゅくちゅ、と濡れ濡れの音が響いた。

小刻みに愛撫をされると、いとも簡単に果てそうになった。

腰がうずく。

身体が彼を求めてる。

この先のことを知りたい。

メスのあたしはオスを求めるだなんて‥‥‥。

破廉恥!!

 

「もう、無理。限界。いれるから」

「待って、ゴム、とか、その‥‥‥」

「そんなん持ってる」

準備はいいな、と思ったが声に出す余裕もなかったあたし。

箱からゴムを出している音が、雨の音でわずかに消されている。

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