そして部屋につくなりぎゅうっと抱きしめあう。
少しだけ乱暴に服を1枚ずる脱がされるが嫌な気ひとつしない。
むしろ触ってほしいと願うばかり。
胸にまなぶの手が触れた瞬間に、すでに声を出した。
………
………
「‥‥なに?感じてんの?」
「う‥‥‥うん」
その時のあたしの表情見ては、乳首を硬くした舌先でチロチロと舐められる。
まるで飴になったような感覚だ。
身震いがする。
はぁ、という興奮したまなぶの吐息が、まなぶの唾液の乳首にかかっていやらしい。
ぐにぐにとつぶされれば快感がよみがえる。
外側から内側に胸を揉まれてまた、喘ぐあたし。
気が付けば下半身にあるパンツをずらして指が入ってきた。
「っぁ‥」
「すげー濡れ濡れ」
「や‥‥」
「俺のが中に入る感覚覚えてる?身体はしっかりと覚えてるけど」
「も、もち、ろん。忘れてない」
カーっと顔が赤くなった。
恥ずかしい。
「我慢できない」
余裕なさげにまなぶはあたしの中に入ってきた。
昔よりももっと大きい。
カリの部分が、出し入れする時にクリトリスの裏側にひっかかって気持ちいい。
それをぐちゅぐちゅと繰り返されれば、喘ぐほかない。
「っ、あ、ぁあん、っ‥まな‥‥‥ぶ‥ぃあぁ、」
「んっ、やべ‥‥腰止まらん」
「も、っと、奥っ!」
「ここもいいだろ」
それはクリトリスを指と指の間にはさんで小刻みに揺らされる。
あまりの快感にあたしは悶えた。
「や、ああぁあ、まなぶっ‥‥」
パンパンと、肌と肌がぶつかり合う音が部屋中に広がった。
妙に音が大きく聞こえるな、と感じたらあたしは、何かを企んでいるときの表情を見つけた。
「ぁっ、な、なんで、マイクが、ねぇ!」
「これ気持ちいいだろー」
「あぁん、余計感じちゃう!あっ、あ、イクっ!!!」
こうしてあたしたちの仲は再復活した。
- FIN -