「‥‥‥いじわるゆきちゃん」
「俺の名前を正しく言えたらいいのにな」
「へ??」
「呼べよ。ちゃんとかいらねーし」
「!ゆ、ゆ、ゆき‥‥」
「聞こえないー」
「っ大好きだよ、ゆきや!!」
そう言えば、ゆきちゃん‥‥‥ゆきやは目を丸くした。
あたしが「好き」というワードをハッキリとしたからだね。
………
………
「そっか。好きか。大好きか」
またいつものにやり顔。
でも、好き。こんな表情もなにもかも。大好き。
そしてもう一度キスをされる。
あたしは受け止めて目をつぶった。
気が付けばゆきやはあたしの口から抜けて、
舌先を硬くして首筋をたどった。
くすぐったいけど、なんだか官能的であたしは興奮を覚える。
鎖骨まで到着すれば、あたしは軽く身震いをした。
それに気づいたゆきやはあたしの後ろに手を回す。
いとも簡単にブラジャーのホックを外された。
ゆっくりと下から上にもまれるあたしの胸は、
興奮しきって呼吸も荒くて、ドキドキと鼓動を強く打つ。
………
………
「興奮してる?」
「え!?」
「まぁこれが初かな?」
「え、あ、うん、まぁね。当たり前じゃん。‥‥恥ずかしい」
「いいよ。見せて。まどかの全部」
服を捲られて胸が
心臓の鼓動で軽く胸は動いていた。
ゆっくりと胸先をぎゅっとつままれれば、
今まで感じたことのない快楽に襲われた。
「んっ」
「やべー。俺も余裕ないかも」
「んぁ‥‥?」
「最高に可愛いよ、まどか」
そう言われれば余計恥ずかしくって、なんだか心の奥から何かがこみ上げそうだった。
左胸は指でつままれて、右胸はゆっくりとねっとりと、
「ぁ、ぃ、っゆき‥」