望結は抵抗することなく、しかしジッと圭太の目を睨みつけていた。
圭太はその妹の鋭い眼差しに気付いてチラチラその方を見ていた。
そして彼は望結の背中に手を滑り込ませた。
その手を望結が叩き払った。
すると急に元気づいて、みるみる力が湧き上がってくるようで、望結はキッと圭太の目を睨みながら口を開いた。
「何をしようとしてるの?ねぇ?この変態!!!バカなんじゃないの?あたし妹だよ?!このこと全部お母さんとお父さん…いや、みんなに言ってやるからね!!!」
望結はそう言って圭太を脅した。
圭太の顔は段々と青白くなって来て、何か
望結はニヤリと笑ってみせた。
「怖いんだ?怖いんでしょ?!じゃあなんでこんな事してるの?マジでヤバいんだけど!それに圭太どうせ童貞でしょ?!あんなに私のおっぱい触って、全然気持ち良くなかったんですけど」
望結は元来の性格の悪さを存分に発揮して、目を大きく、まるで狂喜の悪役のようにハッキリと見開きながら、兄である圭太を罵倒し続けた。
望結の口から言葉が一つ一つ出て来る度に、圭太の表情にはひどく醜いシワが刻まれた。
一通り言い終わって、望結は息を切りながら圭太のその顔を凝視していた。
すると彼の顔は段々と震えながら赤く染まり出した。
その皮膚に覆われて埋没したようになっている圭太の目がグッと見開かれている。
その顔は明らかに怒りに震えていた。
望結は再び怖くなって、殴られるのではと用心していると、圭太は急に笑い出した。
「うるせぇんだよグチグチグチグチ!!!」
こう怒鳴ると望結の体に抱き付き、唇を押し当てた。
そして舌をグイグイと口内へ押し込み、歯茎や白い歯の表面を舐め回した。
望結は眉間にシワを寄せてそれに抵抗した。
「んん!んん!んんっ!!っんん!!んんんん!!!!」
しかし圭太のゴツゴツして太い腕に巻かれて見動きが取れない。
圭太は口を離すとブラジャーを無理矢理引っ張り腕力で剥ぎ取ろうとした。
背中や肩に食い込みつつ、遂にブラジャーはホントに千切れて向こうへ飛んで行った。
さっきとは違って圭太は力強く乳房を揉んで、グッと乳首を口に含ませてチューチュー吸い始めた。
それがとても痛い。
望結は