その次の日は、また別の男性と会う約束をした。
次はあたしより若い男の子だ。
ビジュアルがいいからこんなあたしと一緒にいて大丈夫か、不安になる。
でも地下鉄で待ち合わせているほどだから、大丈夫だよね。
‥‥‥うーん。
一応あたしの体形と顔がわかる写真送ったんだけどね。
待ち合わせ時間から約2分後。
地下鉄の改札口にはすでに男の子が待っていた。
やばい、遅刻した!!!???
「あの‥‥‥
「あ、はい。
「そうです!!」
良かった、合ってた!!
「さ、行きますか。お腹減ってませんか?」
「大丈夫だよ!!」
この優也くんというのもアプリで知り合った。
今度はあたしが募集したときに応募してくれたのではなくて、
優也くんの募集をみて参加してみた。
「あのさ優也くん」
「ん?」
「もしかしてあたし、遅刻だった?」
「はい、しかも15分くらい」
「!!!ごめん!!!」
「はい、怒ってます。時計見てください。遅れているんじゃないですか?」
「ええーー!!!」
あたしは慌ててスマホを見た。
けど狂ってはいなくて正常だった。
「!?」
「嘘ですよ。俺が早く来たんです」
「‥‥‥」