体位を正常位に戻せば、最初からかなりのスピードで挿入されている。
二人はマンションだということを忘れて、イっては腰を振りなおして、
またイっては腰をぶつける。
そんな流れで何度も何度も快感を味わっていた。
しっかり避妊でコンドームを付けている颯太。
射精してはコンドームを代えて、また挿入して
‥‥‥‥‥‥と繰り返していた。
ここまで乱れるみづきはそうそう見れない。
媚薬効果は半端ないな‥‥‥と心で思う颯太だったが、
あまりの快感に自分も媚薬を飲んで絶倫にさせた。
準備万端に二人は何時間も身体を重ねてセックスを楽しむ。
だがやはり先に効果が切れるのはみづき。
疲れがどっと来ると同時に絶倫の颯太だったために、
受け入れるも疲れてくる。
だが濃厚なディープキスをすればするほど、
颯太の口に入れた媚薬の残りの唾液でみづき自身もまた沸々と元気を取り戻す。
結果、この二人は昼から夜まで延々とセックスを堪能していたのだった。
‥‥‥
‥‥‥
‥‥‥
「あー気持ちよかった」
裸で抱き合ってベッドに横になっていた二人。
ぽろっと颯太から言葉が漏れた。
「うん、というかあの薬効きすぎだから」
「俺が調合したんだよ」
「嘘だ。」
「うっそじゃない~」
「あのクオリティを‥‥‥??颯太が??」
「信じられないんだったらまた飲む?」
寝ながら颯太の頭を軽くはたいたみづき。
「気持ちよかったでしょ?いつもより」
「どうでもいいんだけど、なんであたし外で待たされてたの?」
「人間寒くなると、体内の熱を再燃して身体を温めるんだ。そのほうが効果が利くかなって」
「実験台かあたしは‥‥‥」
「また、立ってきた」
「あんた薬いらないよね」
「だって俺の薬は‥‥‥‥‥‥
みづきだもん!」
- FIN -