香菜は自転車で学校に着た。
何時も見る朝の校庭とは違って、人気がなく、静かであった。
玄関前で待っていると、陸が少し遅れて着た。
2人は簡単に挨拶してから、学校の中に入って行った。
香菜は陸の後ろに着いていた。
正直に言えば、香菜は朝起きてから今までずっとワクワクしていた。
しかしいざ校内を歩いていると、いつ先生と出くわしてしまうだろうかと不安で仕方がなく、微かに震えていた。
2人は時々遠くから誰かの足音を聞いたりしながら、無事に教室に着いた。
「ほら、誰も居ない」
教室に着いても、香菜の不安は全く消えなかった。
「ねぇ、やっぱりやめよう、ねぇ」
「大丈夫だよ!」
そう言って陸は香菜の肩をガッと掴み、キスをした。
彼の手は香菜の背中に周り、後頭部と腰をギュっと支えた。
香菜は案外丁寧で優しい陸のキスに、心の落ち着くのを感じた。
香菜もそっと陸の腰辺りに手を置いた。
「香菜、怖い?」
香菜は陸の大きな目を見て頷いた。
「実は俺も」
2人は笑った。
「香菜、俺、香菜の事、めちゃくちゃ愛してるよ」
「そんな事、やめてよ」
2人は黙って、暫く見つめ合ってから、再び唇を重ね合わせた。
「香菜、そこの、てっちゃんのかな?そこの机に座って」
香菜は頷き、哲郎の微妙に皆より黒味ががった机の上に座った。
座った香菜の正面に立つと、陸はいきなり彼女のズボンを脱がした。
「きゃん!」
香菜が驚いて両手を股間の方に持って来たのを、払い除けて、両太ももを左右にグッと開いた。
「ピンクのパンツを履いてるんだね?」
香菜は顔を赤くした。
陸は人差し指で、香菜のアソコをパンツの上から押した。
「あん!」
触れられただけで感じる程、香菜は敏感になってしまっていた。
陸は押し当てた人差し指を、割れ目に沿って上になぞらせた。
クリトリスに当たって、香菜は僅かに震えた。
「香菜、気持ち良い?」
「うん」
陸は香菜のパンツも脱がしてしまった。
薄い陰毛を頭にして、割れ目が濡れている秘部が露わになってしまう。
「綺麗だよ」
陸は香菜の秘部を、ジロジロと見つめている。
「ちょっと、恥ずかしい…」
陸は顔を香菜の股間に埋めた。