絶頂したばかりの下半身はぴくぴくと痙攣し、クリトリスに残った快感の余韻にまた身体がじんわりと熱を帯びる。
「ありがとうございましたー」というトオルの声が遠くから聞こえた。
おそらく、トオルが行ってから三分もたっていないだろう。
買うものが決まっていた客なのかもしれない。
自動ドアが閉まった音がした後、すぐにトオルが控室へと戻ってきた。
マサミが振り返るよりも前に、トオルがマサミの身体を背後から抱きしめる。
すぐ横にあった椅子に腰をかけ、ズボンの前を寛がせてペニスを取り出し――マサミの身体を引き寄せた。
勃起したペニスをマサミの尻の合間にあてがい、そのままマサミの身体を下へとおろしていく。
自重によって肉棒がナカへと入り込み、マサミは再びペニスを根本まで挿入された。
「あ―――っ……!」
とんっと奥をペニスの先端で押し上げられて、目の前が真っ白になる。
絶頂したばかりの膣肉は、再びきゅうきゅうと収縮した。しかし、トオルの腰が同時に激しく上下し始める。
椅子の上で二人の身体がバウンドし、ぎいっぎいっときしんだ音を立てながら、二人は激しくまぐわった。
赤黒いペニスが何度もまさみの尻の合間から現れては、すぐに飲み込まれていく。
身体が落ちる瞬間に衝撃でクリトリスが震え、ピストンの度に、マサミの身体は軽く絶頂し続けた。
「あっ!あっぁつあっぁっあっ!」
気持ちが良すぎて、何も考えることが出来ない。
ぱちゅんっぱちゅんっと響くピストンの淫らな音が脳にこだまして、身体も意識も犯されてしまう。
トオルの手がマサミのシャツの前を開き、ブラジャーをずらした。
ビンビンになった乳首を挟むクリップが、ピストンの度に揺れている。それを、トオルの指先が弾いた。
「アーーーッ!」
その瞬間、マサミの視界が真っ白になる。
身体が激しく震え、胸を突き出すように弓なりになりながら、乳首への衝撃でマサミは絶頂した。
乳首から下腹部と脳へ快感が送り込まれ、クリトリスで絶頂するのともペニスで絶頂させられるのとも違った法悦に、マサミは嬌声を上げて身体をくねらせる。
きゅうきゅうと膣肉がペニスを搾り上げ、さらに下から突き上げられる。
ピストンの動きと一緒になんどもクリップを揺らされ、わけがわからなくなるほどに連続で絶頂した。
溢れだした愛液が床にしたたり、尖ったクリトリスが何度も震える。
「きもちいっきもちいいいっ……!!」
もうどこでイッているかもわからなくなりながら、マサミはうわごとのように喘いだ。
後ろからトオルにぎゅうぎゅうに抱きしめられ、ペニスが腹の奥深くをえぐり上げる。
「マサミ、いく……ッ」
トオルの頭がマサミの肩にうずめられ、耳元で低くささやかれる。
その声にぞくりと身体が震え――両乳首のクリップを強く引っ張られて、マサミは絶頂した。
内壁がはげしくうねり、ペニスが搾り上げられる。その刺激によってトオルも絶頂し、ペニスの先端から白濁をほとばしらせた。