ラブラブ

二十歳を迎える私の誕生日に彼氏が考案してくれた精一杯のおもてなし

これ、と彼女が指さした俺の下半身の可愛い息子は既に硬くなっていてショーツ越しに彼女の性器を押し上げていた。

「私に向かって来てるね」

「…ズボンが邪魔だね」

「下着もね」

普段奥手なクセに酔うと大胆になるって漫画の中だけの事じゃなかったんだな。

勢いよく彼女をベッドに押し倒し思い切り、何の前触れもなく彼女の唇に自分の口を押し付けた。

キスなんてロマンチックで可愛いものじゃなく本能のままにぶつけたというほうが正しいだろう。

「んー…ふぅん…」

いきなりの行動に少し驚いたのか彼女は俺のシャツを握って引き剥がそうとする。

けれどそれを無視して舌を押し込むと少し迷った後、僅かに唇を開いて俺を受け入れた。

優花の口の中で舌を絡ませ、吸いつき、息を荒らげ角度を変え今までにしたことがないほど深くキスをした。

息が酒臭いのはお互い様だ。

唇を離すとどちらのともわからない唾液がツゥと糸を引く。

優花が恥ずかしそうにそれを拭う姿がエロくて興奮した。

下着姿の恋人が顔を赤らめて目を潤ませて息を切らしながらヨダレを拭くってもうここまでされて我慢しろというほうがムリな話。

再び唇を重ねながら背中に手を伸ばす。

優花がベッドと背中の間に作ってくれた隙間に手を差し込み、付き合い始めよりかなり上達したスマートさでブラのホックを外す。

夏の日焼けもすっかりなくなったすべすべの白い肌は柔らかい。

その触り心地を確かめるように肌を撫で回す。

「んっ…うぅん…」

胸の突起はすでに固く、指で摘んでコリコリと小さく動かすと優花は鼻にかかった甘い声を上げる。

その声に我慢できずもう片方の乳首に吸い付くと優花は更に声を上げて体を熱くした。

「はぁ、や…あんっ!ぁ、ぁ…」

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