見ると、リョウタのペニスはもうギンギンに勃起していて、非常に元気そうだった。
ミサキはそれを見つけると、素早くそれを掴んで上目遣いでリョウタの顔を覗き込んだ。
リョウタは「おっ!」と少しびっくりしたように体を震わすと、すぐにニッコリして、仕返すようにミサキの乳房へ触れた。
リョウタの指がちょうど敏感な乳首に触れたので、ミサキは思わずビクッとした。
すると彼の指は喜々としてその小さなピンク色の突起を執拗に、小刻みに、愛撫をはじめる。
「あんっ、あんっ!」
ミサキも例の意地悪い笑みを浮かべると、血管の浮き出たゴツゴツした彼のペニスを少し強めにしごいた。
しばらく二人はベロを絡ませるようなキスをしながら互いの体を愛撫し続けた。
「ねぇリョウ君、奥さんとわたし、どっちのほうが綺麗?」
「ん?どれどれ……」
リョウタは自身の方にねじれたミサキの体を開いて、少し赤らんだその白い肌に顔を近づけて吟味し始めた。
そしてふざけるように舌を出して乳首をペロッと舐めた。
「ちょっと!」
ミサキは咄嗟に胸元を隠して、頬を膨らました。
「ごめんごめん、ミサキの肌が綺麗だったからさ、ついつい……」
リョウタは相変わらずふざけたような笑みを浮かべながらそんなことを言った。
「チュッ、ん、チュッ、チュッ、んん、ふふ」
舌と舌とを絡めたり、相手の唇をハムッと自身の唇で挟んでみたり、目を瞑り顔の角度を変えながら長いこと二人はキスしていた。
リョウタの口はだんだんとミサキの口から離れて首筋や鎖骨周りを愛撫し始めた。
「チュッ、チュッ」
とミサキのほのかに温かな皮膚を優しく吸っては舌先でその上を這い回る。
二人の鼻息が荒くなる。
ミサキは時々体をクネクネと動かして、リョウタの広い背中を撫でたり首を掴んだりして、求愛していた。
彼女にとっての求愛の意思表示というのは、このように目を閉じ、かすかに喘ぎながら、体のあっちこっちを愛撫することだった。
そしてリョウタは興奮するのだった。
心なしかペニスがさっきよりも少し大きくなったようだ。
彼はミサキの乳房を下から優しく揉んで、固くなった乳首をお湯と一緒に口へ含ませた。
ミサキはお湯がどんどんリョウタの口のなかへ入るので、上半身を反らし、それから石の縁に座ることにした。
しかしリョウタはずっと鳩尾のあたりまでつかっていて、まだ濡れているミサキの脚を片方持ち上げると、アソコにキスをした。
「あんっ!」
彼の舌は一先ずそれの全体をガバっと舐め上げて、それから舌を細めて器用に小陰唇をめくり、柔らかな具を音を鳴らしながら舐める。
ミサキは後ろに手をついて上体を支えつつ、舐められる快感に何度も口から甘美な声を漏らし、そして時々指を噛んだりした。