不倫・禁断の恋

初めての不倫

あたしは1年前に、佐々拓ササタクと結婚しました。

彼は本当に優しくって人想いで昔からカッコよかった。

昔というと、中学から。

中学から普通に友達付き合いをしていて、いつの間にか付き合っていた。

初めて「好き」と言われたのは、付き合ってから半年経たない頃。

なぜその期間があったかはわからない。

あたしも恥ずかしくて言えなかったからお互い様。

そして高校を一緒に卒業するが、拓は仕事のために道外へ。

そこでプロポーズをされた。

「俺は来年北海道に戻ってくる。そしたら結婚しよう」

心から嬉しくってあたしはすぐに「はい」と返事をしたんだ。

それから待っていた。

ずっと。

………

………

………

こうして時は流れて1年前。

あたしの誕生日に拓は戻ってきてくれた。

今でも覚えているよ。

深夜2時。

拓はあたしのマンションのインターフォンを鳴らしたのだ。

実は起きていて映画を観ていたあたし。

鍵を開けるとすぐさま拓が入ってきた。

「会いたかった。すず……」

「あたしもだよ…」

こうして再会したあたしたちは結婚をしたんです。

籍は入れたが同居はまだしていない。

拓がまだ地に足を付けて働けていないことが理由で。

出張が多いので、自分が出張の間にあたしを一人にさせることが不安で心配だという理由から。

1 2 3 4 5 6
RELATED NOVEL
好奇心で依頼した出張ホストでドキドキ…♡ 不倫・禁断の恋

好奇心で依頼した出張ホストでドキドキ…♡

98 views 作・HIKARUKO
官能小説が無料で読める ちょっとエッチな子猫たん
優子(ゆうこ)は借り物の留め袖を脱いで、ハーッと深く息を吐いた。 21歳になる娘の結婚式当日、準備だ挨拶だと気疲ればかりの一日が無事に終わった事に安堵していた。 勿論大 …

COMMENT

メールアドレスが公開されることはありません。