男が言葉を発する前に
「近寄らないでっ!!」
「まぁそう言わず密着しようよー。裸でさっ!」
「もういい加減にして!!」
悔しさと怒りで涙が
「あ、ごめ…ごめん…俺、冗談のつもりで…」
「あんたの冗談で私の人生壊されたらたまったもんじゃない!」
「…俺、他に特技とか無いから、告るならこれでいくしかないかなって…こめん」
「…告る、って…まさか」
思わず固まってしまった。
この変態男は私にずっと好意を持っていたらしい。
だからってあんな言動は好きな子はイジメるとか、
気になる女子のスカートをめくりたがるガキと同じじゃない…
不器用にも程がある。
呆れて物も言えない上に、きっと相当パニクッて正常な思考が出来なかったんだろう。
私は突拍子もないことを言っていた。
「じゃ、イかせまくってみなさいよ。潮吹きさせるの得意なんでしょ?」
この変態男、頭は異常だけど外見はそんなに悪くない。
ヤケクソで出た発言から淡々と話は進み
放課後に彼、タケシの部屋でSEXすることとなった。