時計を見てみると、あっという間に11時を20分過ぎていた。
「とりあえず赤点だけ取らなければ、、赤点だけは…」
不図チャイムが鳴って、遂に”あれ”が届いた。
私は急いでそれの入ったダンボールを持って部屋に戻り、ベッドに腰掛けて膝の上でダンボールを開けた。
因みに宅配員の男の人は、中々のハンサムでカッコ良かった。
中には確かに、新品の”ディルド”が入っていた。
裏筋のくっきりと浮き上がったゴツゴツした竿、そしてそれと接続する幅のひと回り大きくなった亀頭。
それ等の如何にも生々しい輪郭を肌色で覆ったディルドが、今、私の右手に握られている。
ディルドはとても柔らかく、竿の部分がグネグネと曲げられるのだが、内側に太く固い芯が感じられて、本物のペニスは知らないけれども、何となく本物に近い気がする。
サイズはLを頼んだから、相当でかい。
私は直ぐにディルドでひとりエッチがしたかった。
しかし先ず軽く水で洗わないといけないらしい。
私はそれを持って部屋を出て、洗面所に来ると、水でよく洗って、タオルで拭いてから、また部屋に戻って来た。
ローションも必要らしいが、そんなのは無いし、自分のアソコが濡れてくれれば、まぁ良いだろうと思う。
「ふぅー、いよいよだ!」
私はムラムラと同時に、ウキウキした喜びを感じる。
今日も何かエロ動画を見ながらしようかと思ったけれど、見ながらだと画面に映る女優に上手く調和しなくては行けないのが、何となく窮屈なのでやめる。
やっぱりディルドを使うのだから、自分の想像で自由にやりたい。
早速私は下着姿になってしまって、ベッドの上に体育座りから股を開き、先ずは右手の中指の腹で軽くアソコを愛撫し始めた。
そしてもう片方の手で乳房をゆっくりと揉んで行くと、徐々に下腹の熱が全身に広がって行く。
アソコは既に濡れていた。
クリトリスが勃起してくるのを感じる。
私はパンティーの上から、固くなったクリトリスをコリコリと刺激した。
「あ、ん、…んんんぁ…」
あまり強くない刺激でも、そこから小さな波がいじらしく私の官能を擽り、何とも言えない恍惚感が全身を温かく襲うのだ。
あぁ…やばい…これだけでイッちゃいそう…
私は中指の愛撫をやめようとするのだけれども、あまりにも気持ち良すぎて、全く止まらない。
「はぁ、、はぁ、ああんんん、、んんッ」
私は何とかして、激しい情欲の為に暴走していた自分の指をアソコから引き離し、指でイッてしまうのを防いだ。
イク2歩手前くらいの所で抑えたので、僅かに腰がピクピクと痙攣している。
パンティーを脱いだ。
アソコがビショビショに濡れていた。
それはまるで、かじられたイチゴの断片の様にグチャグチャに濡れていた。
…私のイチゴから滴る果汁を舐めてくれる男の人は居ないだろうか…ジュルジュルと音をたてながら…舌を果肉に入り込ませて…あぁ、気持ち良い!