全然痛くなかった。
腰がビクッとなりながら、美由紀は息を上げながら快感を感じた。
美由紀はクリトリスに皮が掛かっていることなんて知らなかったが、
むしろそれで良かったのかもしれない。
女の子の一人が潮を吹いた。
そしてみんなでその
潮吹きした女の子は、股を開いたまま、
後ろに手を付いて息を切らしていた。
彼女の顔はほのかに赤らんで、可愛らしかった。
美由紀は友達に愛撫されて心底感じていた彼女の事が羨ましく感じられた。
美由紀はクリトリスから指を離して、膣口にそれをあてがった。
クチュクチュと濡れている。
指に力を入れておずおずと中に押し込むと、
膣はすんなりとそれを迎え入れて指先を包み込んだ。
「あ、あん…」
指の入って来る感じが何とも言えない気持ち良さを感じさせる。
はじめての感覚が美由紀の華奢な体に襲い掛かってきて、
イスの上で体を反らした。
根元まで入った。
体の中に自分の指が入り込んでいるこの感覚…
何とも言えず、変な、それでいてワクワクするような、快感…
美由紀は指をゆっくり動かした。
膣の中で体液と絡み合って、ピチャピチャとエロい音が聞こえる。
「はぁ、はぁ、、、んんっ、んあっ、んんん。はぁ、んん、んあっ!んんっ」
体をビクビクさせながら指をピストンさせて喘いでいる。
美由紀のよがり声は小さくて、
しかし時々ヒヤァンッと大きくなる。
「はぁ、気持ちいい…気持ちいい…んんんっ、あん」
一人の女の子が残りの三人に責められて喘いでいた。
それはさっきの潮吹いた女の子だった。
彼女はキスをして、乳首を舐められながら、股間を激しく愛撫されていた。
彼女はとても気持ち良さそうに喘いでいた。
美由紀は彼女の興奮が自分にも伝わって来るのを感じた。
美由紀も指を激しく動かす。
「あんっ、あんっ、あんっ、んんんっ、あんっ、はぁ、んんん!」
美由紀と女の子の喘ぎ声が重なり合って、
美由紀の性欲はとうとう頂点に達した。
「あんっ、あんっ、あんっ、イク!!!」
美由紀はそう叫ぶと、体を大きく震わせて、膣を痙攣させた。
膣は美由紀の指をギュッと包み込み、ドクン、ドクンと蠕動した。
絶頂が去ってからも、その余韻がまだ体に残っていて、
それからも微かにビクビクと震えていた。
美由紀はしばらくそのままで、椅子の上にだらんとしていた。
それから美由紀は、生理の日以外は毎日オナニーをした。
一ヶ月後、美由紀ははじめて潮を吹いたが、そんなに気持ち良くはなかった。
稀有 きゆうじゃなくけう