大きく足を開いた健治に遥香は目を開けるよう促す。
少し戸惑いながらもゆっくり目を開けた。
鏡の中では手錠をかけられた裸の自分が大きくM字に開脚していて、しかもその中心には反り返るほど勃起したペニスがそそり立っている。
きっと今まで見たことの無い光景だろう。
「目を背けちゃダメよ…ねぇ、変態の姿がよく見える?」
「は、はい…見えます…」
「鞭で叩かれたのにまだガチガチね。さっきより我慢汁でヌルヌルさせて…」
そう言いながら溢れる先走りを指にすくい亀頭に塗りつける。
ヌルヌルの指で先端を
彼はハァハァと息を荒らげてモゾモゾ腰を揺らした。
「腰くねらせちゃって、そんなに気持ちいいの?お尻の穴がひくひくしてるわよ…見える?」
「あ…う、み、見えます」
かわいそうな程顔を赤くして鏡に目をやる彼が愛しく思えた。
ローションを少し垂らして彼のアナルを指先でコチョコチョくすぐる。
「わっ!…あ………はぁ…あぅ、ん…んん…」
足の指を曲げたり伸ばしたりしながら女の子の様な声を漏らす彼の背後からクッションを抜き、代わりに自分の体をそこに収める。
後ろから抱きかかえるような格好で、彼の視界を妨げないように肛門、
肛門と睾丸の間の皮膚の薄い性感帯を優しく撫でる。
健治は鏡に映る自分の醜態と遥香の顔とを潤んだ瞳でチラチラ見ながら子猫のように体をくねらせて彼女の一挙一動に全身で反応していた。