マニアック

秘密なお仕事

 くすっと笑うと、クリを人差し指と中指で挟む。そのまま、中途半端に露出していたらしいそれをプルンと剥いてしまった。

「きゃっ! ひぁあっ」

 外気を浴びることがないそこを剥き出しにされた。

 さすがに恥ずかしくて顔を腕で隠そうとしたけど、鈴木さんはそれを許さない。

「顔真っ赤。かーわいい」

 にやにやと私を見下ろし、恥ずかしがる姿を眺めてくる。

「い、じわる……!」

「ごめんごめん。可愛い子はいじめたくなっちゃうんだ。それに、マミちゃんこういうの嫌いじゃないでしょ?」

 吐息が内腿をくすぐり、剥き出しになったクリをちゅぷっと窄めた唇に納められてしまう。

生ぬるいその温度がひたすらにいやらしく、逃げ場のない刺激にのけぞってしまう。

「ああぁっ! だめぇっ! 食べちゃいやぁっ!」

 静止なんてもちろん意味をなさない。

 根元を輪郭を鮮明にするように舌先でなぞられる。

筋を何度も舌が行き来するたび、頭が蕩けそうになるほどの痺れに怖くなった。

 ――にちゅっ! にゅるにゅる……ちゅぽっ

「やぁっ……! ぁっ、あっ! ああああぁあっ!」
 
 足がガクガクと痙攣し、その一点に気持ちよさが集中する。

 舌の腹でコリっと潰される度に尿意に似た感覚が下腹に溜まる。
 
 かと思えば、ちろちろと優しく撫でられ、イタズラに歯を立てられ、

にゅるんと唾液の滑りで逃げてしまうクリを舌がしつこく追いかけて……。

 もういつイってもおかしくない。

縦横無尽な舌の挙動に、まるまると勃起したクリトリスは従順すぎるほど快楽に素直だった。

 ――ぢゅぼっ! ぢゅっぢゅっぢゅるるるっ!

「あああああっ! もぉ、らめぇええええっ!」

 クリトリスをきつく吸われた瞬間。一番高いところから急降下するように、強すぎる刺激を叩きつけられる。

 生暖かいものが身体から溢れて、脚がピンと伸び、下腹部が信じられないほど暑くなる。

くぽくぽとナカが収縮し、愛液が溢れた。

 

「はぁ、はぁ……あ、も、気持ち良すぎぃ……」

「ははっ! やっとマミちゃんを潮吹きさせてあげられたなぁ」

「こんなのはじめてですよぉ……」

 リップサービスでもなんでもない。

 荒い息を懸命に整えながら、なんとか目を開けるけど、正直限界に近い身体はベットでぐったりとしてしまう。

「あの、ごめんなさい……休憩してもいいですか?」

 こんなんじゃ二枠なんて到底続かない。

 おねだりした刹那、膝裏をぐいっと掴まれて開脚させられる。

そして、散々嬲られた蜜口に熱い剛直があてがわれる。

「え、あ、そんなぁっ!」

 目を見開いたとき、鈴木さんのおちんちんは容赦なく私に突き立てられた。

「あああんっ!」

 嬌声はほとんど声にならなかった。

 自分の身体とは思えないほど蕩けきったナカは鈴木さんを歓迎し、きゅんきゅんと締め付ける。

 気持ち良すぎる絶頂の、その余韻にまどろんでいた最中の挿入。

 ずっとイったままみたいに、わけがわからない程気持ちよくて

「ごめんね。こんなかわいいマミちゃんを目の前に我慢できない」
 
 ゆっくり、じゅぷっといやらしい水音を立てて。

 鈴木さんは見せつけるようにギリギリまでおちんちんを引き抜き、ばちゅんっと思いっきり打ち付ける。

 亀頭が最奥をごちゅごちゅといじめるから、もう訳がわからなくなる。

「やぁああッ! あっあっああぁあ……イク、イクぅっ!」

「くっ……! 締めすぎ……! こっちも、もうもたない……!」

 一際奥を突き上げられた刹那。

 身体が同時に重なり合い、大きな波に飲まれるように深く果てる。

「も、だめぇ……死んじゃう……」

 びくんびくんと痙攣する身体。

 膣から抜かれたおちんちんは、射精してぬとぬとと光沢を放っているのにまだまだ硬さを保っていた。

(どうしよう……私もう、鈴木さんとしかえっちできないかも……)

 えっちがしたくて開いた扉が、またもう一段階アブノーマルな方へ道が続いていて……。

時間いっぱいまで続けられるであろう行為に、私の全身は歓喜で震えた。

- FIN -

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