ちらりとマサシを見やると、楽しそうな表情で佳代子を見つめている。
あゆみの言っていた通り、確かにイケメンだった。
そして、おそらく同年代の男に命令され――
佳代子はなぜだか、興奮してしまっていた。
佳代子の手の下で、マサシのペニスが少しずつ硬くなって来ている。
ボクサーパンツをずらし、中から取り出すと、
それはぷるりと震えながら佳代子の目の前へと現れた。
まだ完全に勃起していないソレに、佳代子の心臓が飛び跳ねる。
「咥えろ」
マサシの手に後頭部を引き寄せられ、
佳代子は唇を開いて、ペニスの先端を口内へと招き入れた。
「んん……」
熱くなり始めたペニスが、口の奥まで入ってくる。
男の匂いがツンと漂い、ぬるりとした液体が舌に広がっていく。
頬をペニスに這わせ、佳代子は頭をゆっくりと動かした。
舌を絡ませ、ペニスを舐めながら上下に扱いていく。
にゅち、ぬち、と淫らな水音が部屋に小さく響き、
時折佳代子のくぐもった声が上がる。
「んっ、ん、う、んっ……」
佳代子が頭を動かす度にペニスは硬くなり、
先端からたらたらと液体を溢れさせる。
しょっぱいぬるついた先走りが口内へ広がり、
それがさらに水音を大きくした。
大きく開かれたマサシの両ひざに手を乗せ
、佳代子はさらに頭を上下にゆする。
喉の奥をペニスの先端で突かれながら、
佳代子は足をもじもじと揺らしていた。
マサシに命令されてフェラチオをしているうちに、
なぜだか、下腹部が熱くなっていた。
「もっと深く咥えろよっ」
マサシの手が、佳代子の後頭部にあてられる。
くっと力を込めて押され、
喉の奥へとペニスの先端が入り込んだ。
「んむうっ」
口の中がペニスでいっぱいになり、息も出来なくなる。
そんな佳代子を気にすることなく
、マサシの手が佳代子の後頭部を揺さぶった。
「んっ、んんっ、んっ!」
ペニスが何度も喉を突き、息が苦しくなる。
佳代子は目をつぶり、懸命にペニスにしゃぶりつく。
頬をすぼめて竿に吸い付き、舌を這わせて刺激した。
それが何度か繰り返されると、
マサシの手が、佳代子の頭をペニスから離す――
ずるりと口内から抜け出たペニスは、完全に勃起し、
腹につきそうなくらいに反り返っていた。