長い時間が経っている気がする。
なんで専務はあたしにキスを?
しかもあたしの意見無視してなんでいきなり??
突き放そうにも、男性の胸板は厚くて言うことを聞いてくれない。
「む、んん!!」
苦しい‥‥‥
呼吸をしたくて、口の端にできたスペースで逃げようとした。
けどそれを専務は見逃さない。
さらに舌をねじ込まれ、感じたことのない感覚があたしに
専務の大きな手はゆっくりと首元からおろしていく。
スーツのブラウスのボタンを外された。
これを何が意味しているかは、いくらにぶいあたしでもわかる。
このままでは、と思い必死に抵抗した。
でも、力では敵わない。
軽く服の上から胸をもまれたら、変な感覚がきた。
身体をびくんとはねらせれば、味を占めたかのように繰り返される。
徐々にあたしの下半身にスイッチが入りそうだ。
そのうえあたしはもう数年‥‥6年ほど彼氏もいないし、
セックスとかもう昔過ぎ。
久しぶりな感覚で、あたしは溺れそうになる。
唇を開放され、あたしは浅く呼吸を繰り返していた。
その間専務は、ちゅ、ちゅ、とあたしの胸に吸い付いてくる。
「‥ぁっ」
次第に専務の舌が硬く
突起には触れずでその周辺を舐められればあたしは、
そしてスカートの中に手を入れられ、あたしは上も下も犯されていた。
「‥期待してる?ひなちゃんのパンツが濡れてる‥‥?」
「!!」
「ま、抵抗力はないから俺は嬉しいけど」
「まっ‥‥」
待って、と言いそうになれば、
「んあぁ!」
指ではさんでこりこりといじられれば、あたしに余裕はなくなる。
「ここ、気持いい?」
そういうのはあたしの下の突起、クリトリスのこと。
胸と同様に確信には触れてくれない。
周りをじわじわと撫でられ、あたしは自ら専務の肥大化しているものをさする。
「そんなしていいの?俺、止まらないからな?」
「は、始めたのは専務です!ここ、こうなった責任は、とって、くださぃ‥‥」
「了解」