いつの間にか足も縛られていた。
イきすぎて自分では開いたまま保っていられなかった麻莉亜の両足ははしたなく広げられ拘束されていた。
目の前で物理の教科書を読む雄斗の声の、その話している内容は朦朧とした頭の中までは入ってこない。
いつの間に理科の勉強になったんだろ…そんなことよりこの玩具を外してほしい!もうイけない、助けて…
「…60g、鉛200g,銀100g,銅150g、この各種の金属球の温度を…」
「雄斗!雄斗…お、お、おねが、い…も、ほんと、に…むりぃ…っん」
麻莉亜は震える声で息絶え絶えに愛玩する。
こうしている間にもクリトリスに付けられた小型ローターの細かな振動がまるでミシンの針のように敏感な性感帯の神経を容赦なく攻め上げていた。
「もう…もう、た、沢山イったからっ、あぁっ!おねが、い…んんんっ!」
腰がカクカク震える、その自分の体の動きですら今の麻莉亜にとっては刺激であった。
涙をこぼし椅子を体液でビチョビチョに汚し、それでもなおイき続ける。
もはや見ている方が、女の体にクリトリスという器官が備わっていることに同情してしまうほどだった。