「ぁあああっ!!」
思い切り突き立てられたペニスが彼女を奥まで一気に貫く。
ローターによるクリトリス攻めでは何度も絶頂に達したが、膣内では絶頂していなかった。
その積み重ねられた快感のせいで、ただ入れられただけでありながら麻莉亜は簡単にイかされてしまった。
ハッハッと荒い呼吸を繰り返す麻莉亜の体を、雄斗は間髪入れず激しく突き上げる。
「ああああああっ!やああ、やっ!!」
「ほんと、イくの好きだな」
「まって!まだイってっ!まだっ!イってるからぁっ」
そうかーなんて飄々として見せる雄斗だが、その声からも表情からも、余裕が全くないのは一目瞭然だった。
二人共、今すぐにでも果ててしまいそうなほど限界に近づいてた。
「もうだめっもうだめ!だめだめだめ!!あぁぁっ…ひゃうぅっ…っくぅっ!」
「俺も、もう…」
達する直前に、雄斗は麻莉亜の中から自身を引き抜いた。
彼女の下腹部に熱い物がぶちまけられる。
その多くはへそより下に水たまりをつくっていたが、一部は胸まで飛んでいた。
二人の荒い息が部屋に響く。
汗で濡れた髪が顔に張り付いているのが気持ち悪かったが、それをはらうために腕を動かすほうがつらかった。
「麻莉亜、大丈夫か?」
「うん、気持よかった」
「今日はもう、勉強出来ないな」
「あはは、絶対できないよ~」
「テスト対策は明日からにしよう。放課後あけとけよ」