「えーと…有名ドコロだと蟹工船とかだっけか…」
「ふぁあ…カニ光線?もうわかんないよぅ、許して」
「あと一時間、我慢して勉強できたらな」
涙顔の麻莉亜に、雄斗は笑顔で言い放つとクリトリスをキュ、と摘んだ。
「ひゃあああっ!!」
オモチャで焦らされ続け高ぶった体はその強烈な快感に耐え切れず、大きくのけぞって絶頂を迎えてしまった。足はガクガク震え、口の端から垂れた唾液が胸元にポタポタしたたり落ちる。
「あー、シャツ汚れちゃうなコレ」
そう言って絶頂の快感に浸り放心している麻莉亜の制服のブラウスのボタンを雄斗は1つずつ外す。
ブラを押し上げ露わになった胸を片手で揉みしだく。
「麻莉亜はエロ過ぎるから勉強も体で覚えたほうがいいのかな」
「何言って…もうやだ…お願いだから…んぅ…もう抜いて、コレ………」
泣きながら懇願するも、その顔は彼のサディズムを余計に刺激するだけで、到底彼女の求める状況にはなり得なかった。
雄斗は小さな小さな紫のローターを手に取ると、皮を剥きあげたクリトリスにテープで固定してスイッチを入れる。
「…え…や…ああああ!」
通常のピンクローターよりずっと細かく振動するソレの刺激は絶頂を迎えた直後の体に残酷なほどの鮮烈な衝撃を与える。
絶叫後ガクガク震えながら愛液を吹き出す彼女の、殆ど触っていないのに硬く勃った乳首を摘みながら雄斗は片手に教科書を持つ。
「さあ、続けるよ」
後編へとつづく…