「先輩……私お先しちゃいますね……?」
春香ちゃんは早々に彼にターゲットを定めたようで、いたずらっぽく笑うと彼の手を握った。
「……ごゆっくりー」
手を振って見送った。
………
………
我が後輩ながらなんという肉食ぶり……。
ぷりぷりと彼女の白いお尻が遠ざかるのを眺め、つい
「……早」と呟く。
自分が眼中になかったことより、二人のやり取りがあまりに早かったので逆にスマートに感じた。
「てか、誰も相手にしてくれなかったらどうしよ……」
春香ちゃんほどではないけれど、そこそこ胸はあるんだけどな、と自信を失い始めていたとき、
「お友達行っちゃったね」
と声がかかる。
振り向くと、サラリーマン風の男性が二人。
「よく見るよー彼女。すぐいなくなっちゃう子だから覚えてた。女の子連れなのは初めてだけど。あの子の紹介?」
「はい……今日がはじめてです」
「そっか、君も可愛いから三人でしちゃうのかなって思ってたんだけど、残ってくれてよかったよ」
「とはいえ、こんなおっさん二人を相手じゃ嫌かな?」
男性二人は私の左右にそっとよりそってきて……一人が私の太ももに触れる。
「あはっ、おっさんって言うほどの年齢じゃないですよね?」
チャラ男風が好きな春香ちゃんと違って、私は中年手前くらいの年上男性がタイプだ。
いいよ、と口にするのも恥ずかしかったので、そのボディタッチを受け入れる。
「肌すべすべだね……なんて呼べばいい?」
「んー……じゃあ『リノ』で」
「リノちゃんね。僕らは、
疑う余地もない偽名にくすっと笑ってしまう。
………
………
私の太ももを撫でまわしていた佐藤さんは徐々にその手を奥へ奥へと進めてきた。
「リノちゃん、もうこれいらないよね?」
鈴木さんは優しい手つきで私の胸元を覆っていたタオルを取ると
「かわいいなぁ。もう乳首が勃ってる……」
とうっとりと眺めた。
「そんな……じっくり見られちゃうとはずかしい……」
「あぁごめんごめん。透けタオルもえっちでかわいいんだけれど、やっぱり直接拝みたくてさ……」
鈴木さんは私の正面に回り優しく胸を揉んできた。
「あぁ……っ」
ちょっとささくれた、お湯でふやけた大きな掌で優しく弄ばれる。
ときおり思い出したようにかぎ爪にした指でこりっと乳首を転がされると声が我慢できない。
………
………
「んっ……はぁ……鈴木さんは、おっぱいが好きなんですか?」
「そりゃまぁね……こんなにかわいくて、形もきれいなおっぱいが目の前にあったら興奮するよ。ちなみにそっちの佐藤はお尻が好きだから、サービスしてあげて?」
私は手を引かれるまま、少し足をひらき、膝たちになる。
鈴木さんはそのままじゅるっと乳首に吸い付いた。
「ひゃあっ!」
「サービスなんてよく言うよ。この方が自分が舐めやすい体制って理由のくせに」
佐藤さんは苦笑した様子だったけれど、お湯の中で私のお尻をむにむにと揉み、中心部に指を這わす。