「あんっ!」
「リノちゃん、お湯の中でもとろとろに濡れてるの、ばれちゃうね?」
「乳首が気持ちイイからだよねー?」
ちゅぱちゅぱと赤ちゃんみたいに吸い付いては、ざらりとした舌先でころころと
火照った身体に、鈴木さんの刺激はもどかしくも強すぎて、素直に感じてしまう。
「あーマジでかわいい……乳首の感度マジでいいね」
「そんなに? じゃあ俺も……」
すると、佐藤さんも私の正面へ回り、二人は同時にそれぞれ私の乳首を口に含んだ。
「ああああっ!」
同時に与えられる、まったく異なる刺激……。
佐藤さんは熱い舌で乳首を絡めとるようにペロペロと舐めまわす。
飴玉を転がすような、くすぐるような仕草は焦らされているみたいで思わず腰が揺れた。
固くなった乳首は、佐藤さんの柔らかい舌先に甘やかされ、くすぐったくて、もどかしい。
その一方で、鈴木さんは口に乳首を含みながら、尖らせた舌先で先端をくりくりとほじってくる。
「はぅ……あぁっ……両方、きもちい……!」
与えられる快楽にめろめろになりつつある私は、つい二人の頭をいいこいいこと撫でた。
鈴木さんは嬉しそうに、佐藤さんは少し恥ずかしそうな表情を浮かべる。
「あっ! んんんっ! 急に、だめぇえええっ」
佐藤さんは急にぢゅぅううううっ!
と強く吸い付き、緩急をつけて唇で乳首をちゅぽちゅぽと刺激する。
優しく撫でるように甘やかされていた所に、突然の強い快楽。
電気が流れたように体が痺れ、思わず腰がそってしまう。
鈴木さんはそれを許さないとばかりにこりっと乳首に歯をたてた。
「あうっ! はぁあん……っ!」
舌に比べると鋭く、ちくんちくんと痛いのに。
こりこりと歯を立てられるともっともっとと弄ばれたくなるような鈍い刺激に
「ひぅっ! あぁんっ! すごいよぉ……」
両方から与えられる、無遠慮でまったく違う刺激。
まるで競い合うようなそれは、お仕置きでありご褒美で、二人から犯されていることをはっきりと感じてしまう。
「はぁ……リノちゃん。そろそろ身体洗おうか……」
「どうする? 部屋、移動する?」
二人同時に耳元で囁かれる。
お風呂場ということも相まって、頭の中まで
「ん……このままじゃ、我慢できなくて辛いよぉ……」
せめて一回はこのままイかせてほしくて、二人によく見えるように足を開いた。
お湯とは違う液体て潤み切った秘部はひくひくと二人を誘う。
………
………
「えっちでいいね……ほら、そっちが洗い場だから」
私は二人に手を引かれ、マットのある所へ移動した。
鈴木さんの上に跨り、石鹸を泡立てた佐藤さんが背後から私に抱き着く。
「こうやって泡だらけにして、洗いっこするの、気持ちいでしょ?」
「あぁっ……! 擦れちゃう……!」
泡の力を借りた佐藤さんは身体を正面の鈴木さんへと密着させる。
鈴木さんの胸板に上半身をぬりゅぬりゅと擦りつけてしまい、背後から足の間に挟まれた佐藤さんのペニスは容赦なく弱いところをぬちぬちと擦り上げた。
「んんっ……くすぐったい……!」