「ああっ、んっはあっんん、ああんっ!」
もう、声なんて気にしている余裕もない。
深くまで挿入されるペニスが気持ちのいい場所をぐっぐっと押し上げ、机にしがみついてただ耐えるしか出来ない。
斜め下からの突き上げは強烈で、身体が揺さぶられる度に目の前がちかちかと光っている。
非日常の空間の中で、男の腰の柔らかさと与えられる快感だけが私のそばにある。
ぱんっぱんっと突き上げられる音が頭に響いて、本当に誰にも気づかれていないのかもうわからなかった。
周りの人がこちらを見ているような気がしてくる。
それでも、男の腰の動きはまるで止まる気配はなく、ただ腰をくねらせて喘ぐことしか出来ない。
「い、いいっ……んっは、ああっ、アア、ンッ!んんっ、ふうっ……っ!」
奥まで挿入されて、深い部分をぐりぐりと刺激される。
気持ちのいい場所への激しい刺激に、私の身体はびくびくと震えた。
全身から汗がにじみだし、身体に力が入っている。
極太のペニスの存在感がたまらなく気持ちが良くて、腰が勝手にくねってしまう。
「んんんっぅっ、ふうっ」
男に奥をこねられながら、私もクリトリスが擦れるように尻を押し付けて揺らす。
ぬちゅ、と愛液が肌に擦れて、クリトリスに甘い快感が流れ込んできた。
机に額を押し付けて、快感に集中する。
ほとんど浮いているような体勢のまま、ペニスに身体を支えられて、膣肉がきゅううっと収縮した。
「あ、あっあっ」
激しい突き上げではなく、ペニスの先端が深い部分を押しつぶすような刺激に、身体が絶頂へ向かって浮き上がる。
クリトリスも同時にきゅうっと押しつぶされて、ぐぐぐ、と押し上げられるような絶頂に身体が硬直した。
「い、くっ、いくっイクうっ……!」
足の指が勝手に丸まり、余計に身体が不安定になる。
男の手によって腰を支えらえながら、騒がしいクラブの片隅で、絶頂した。
「はっ!ううっ、ふ、ううんっ!」
びくんっびくんっと身体が震え、しがみついている机ががたがたと揺れる。
絶頂へと押し上げられ、少しだけ冷静になりかけた私に、しかし男はまたピストンを始めた。
「あっ!イッ、イッたばっか、なのおっ……っ!」
ばちゅんっ、ばちゅんっ!
水音と肉が当たる音に脳みそを支配されて、またすぐに快感が流れ込んでくる。
今度は激しく突き上げられ、そのペニスの一突き一突きに軽くイッてしまった。
尻を指で広げられ、さらに深くまで入るようにぎちぎちとペニスが押し込まれる。
根本まで引き抜かれ、一気に奥まで押し込まれる。
男の指がクリトリスを押しつぶし、もうどこでイッているかもわからなくなりながら、男のピストンで何度も身体が痙攣した。
「イッて、るッ!いっ、あっ!またっ、また、ああっ……ッッ!」
机に額がぶつかって、がたがたと机が激しく揺れている。
しばらく絶頂を繰り返しながら悲鳴にも似た声を上げ、男の腰の動きがようやく緩やかになる。
「はっ、は、ぁ……おわっ、た……?」
イキつかれてかたかたと小刻みに震える身体が、ようやく解放されるとほっとしたのもつかの間。
「まだだよ」
耳元でささやかれた甘い声の意味を脳が理解する前に、とちゅんっと今までにないほどまで深くにペニスが押し込まれた。